#015 面目一新
ジョイ:あ、〇〇ちゃん。
みんなビックサンダーまた乗るってよ。行く?
〇〇:う〜ん、少しゆっくりしてからいくから、
ジョイ行ってきて〜。
ジョイ:お?大丈夫?どっか座る?
〇〇:うん。その辺座ってるから、
ビックサンダー終わったら連絡して〜
ジョイ:ok.みんなに伝えとくね〜。
一緒にゆっくりしよっ。
〇〇:あ〜、うん。
(…ちょっと色々考えたかったんだけどな)
ジョイ:何か飲み物いる?買ってくるよ。
〇〇:あ、じゃあコーラお願い。
ジョイ:分かった!
ジョイが飲み物を買いに言っている間、
暫く1人で考えた。
(本当に自分何がしたいんだ?)
(好きな人って誰なんだろ?)
(流されすぎだよね…)
思考に答えを見い出せないまま、
落ち込んでいると、
冷たい感触が頬に触れた。
〇〇:冷たっ!
ジョイ:(笑)はい、コーラ
〇〇:ありがとう。
ジョイ:何か悩み?聞こうか?
〇〇:いえ、大した事じゃないんで(^^)
ジョイ:そっか。そういえば、
この前はいきなりキスマークつけちゃって
ごめんね。
〇〇:ほんとだよ(怒)
ジョイ:ごめん。なんか無性に
つけたくなっちゃって。
〇〇:なにそれ(笑)
ジョイ:なんでだろうね。。。
暫くの沈黙の後、
ジョイはゆっくりと近づいてきたので、
私は身構ると同時に、
ジョイからゆっくり離れる。
それを見てジョイは
吹き出した。
ジョイ:ははは(笑)
そんなに警戒しなくても(笑)
そう言って一気に近づいて、
頭を優しくポンポンとしてきた。
〇〇:……
ジョイ:それよりさ、これ見て?
そう言って、今まで撮ったメンバーとの
面白い写真や動画を沢山みせてくれた。
知り合って間もない、みんなの
意外な部分もあったりして、
夢中になってみてしまった。
〇〇:はぁ〜笑った〜(^^)
ジョイ:よかったよ。笑顔になって(^^)
〇〇:うん、ありがとう!
ジョイ:ねぇ、あれ乗ろう?
そう言ってコーヒーカップを指した。
〇〇:うん。いいね!
そう言い、コーヒーカップを2人で乗った。
ジョイが勢いよく回すから、
なんだか悩みを忘れて楽しかった。
乗り終えて、みんなと合流する為に向かう。
ジョイは移動する最中、
何回も頭をポンポンしたり
ほっぺをプニプニしてきた。
その度にジョイの方を向いて、
〇〇:も〜、子供扱いしないでよ〜。
と、言った。
するとジョイは、
ジョイ:だってなんか、
やりたくなっちゃうんだよ〜(笑)
と言い、出会った頃のジョイとは
全然違う印象になっていた。
〇〇:(ジョイ変な人かと思ってたけど、
良い人だな〜。
自然に笑い合える空気を作るのが
上手い気がする。)
そして、みんなと合流した。
アルマ:〇〇!ちょっと2人で周らない?
〇〇:そうだね!今日あんまり話せてないからね。
アルマ:あの船乗ろうよ!
〇〇:いいね!
そして、アルマとマークトウェイン号に
乗ることになった。
つづく
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