#010 消えそうなラビ アルマとその後 スカイからの警告
〜〜ヒナとライブ会場へ向かった。
招待口へ行き
チケットを出して、名前を書き
パスをもらった。
これで楽屋へいけるみたいだ。
会場へ来る前にヒナはキラに
差し入れを買ってきてほしいと、
頼まれていたものを購入した。
それを届けに楽屋へ向かう。
私もついていった。
楽屋に向かう途中、廊下にいたラビが
こちらに気づき、近づいてきた。
そして、私の腕を掴んできた
〇〇:なに!?
ラビ:何で電話でないの?何でいなくなるの?
そう言ったラビは昨日の怖さは全く感じないほど、
酷く弱々しかった。
戸惑いながら私は口を開いた。
〇〇:だって、あんな酷い事をされたら怖いじゃん…
ラビ:ごめんね。
〇〇:(無言)
ラビ:もう嫌いになった?
〇〇:…分からない
ラビ:お願い。嫌いにならないで
そう言って俯くラビを見てられず、
〇〇:ねぇ、どうしたの?
変だよ?嫌いにならないから、
元気だしてよ。
ラビ:本当に?離れていかない?
〇〇:?うん。だから元気だして!
ほら!これからライブでしょ!
ラビ:じゃあ、ライブ終わったら会える?
〇〇:みんなと会うつもりだったよ!
ラビ:その後2人で会える?
〇〇:え?それは怖いな(笑)
ラビ:お願い。そうじゃないと頑張れないよ。。。
そう言うラビは
今にも消えちゃいそうな雰囲気で、
胸がしめつけられた。
〇〇:どうして、そんなになるまで
落ち込むのよ〜。
ラビ:〇〇も離れていきそうで、怖い。。。
〇〇:??離れるも何も来日したばっかじゃん!
ほら!しっかりして!
軽く腰をたたいた。
ラビはまだ、しょぼくれながら
ラビ:今夜2人で話せるなら、頑張る。
〇〇:まだ言う?
分かったよ。だから、頑張ってね?
ラビ:うん…約束して…
〇〇:はい。
小指を差し出して、親指を重ね合い
指切りをした
ラビ:絶対だよ?今夜ね。
じゃあ、準備してくるね。
そう言って去っていた
少し元気になったようだった。
雰囲気を察して遠くでみていた
ヒナが近づいてきた。
ヒナ:大丈夫そうだったね?
〇〇:うん。全然違った。
なんか昨日とは違って弱々しかった。
ヒナ:まぁ…分からなくもない。
〇〇:???
ヒナ:〇〇は鈍感すぎるよ?(笑)
まぁ、楽屋行ってこれ届けようか。
楽屋に届けに行くと、
スタッフや知り合いやらで
ごちゃごちゃしていた。
アルマと目が合い、微笑まれた。
顔が熱くなるのを感じた。
ヒナはキラに差し入れを、渡しに行った。
アルマ:来たんだね。
〇〇:うん////
アルマ:今日の僕はイケメンすぎて、
輝きすぎて見えなくなっちゃうかもしれないなー!
〇〇:はいはい、そうですか〜(笑)
アルマ:ライブは僕から目が離せないよ!キラン
〇〇:またまた〜(笑)
いつものアルマとの会話だったので
安心した。
楽屋を後にし
席へ向かった。
ライブが始まると
本当に全員素敵で、さっきまで
話していた人達とは思えないくらい
かっこよく見えた。
ライブが終わり、
ヒナと一緒に暫く時間を潰してから
メンバーの泊まっている
ホテルに向かった。
メンバーはみんな1室に集まって
ワチャワチャしていた。
キラ:今日はライブ来てくれてありがとう!
ヒナ:かっこよかったよ!ダンス凄かった!
〇〇:本当に!
キラ:ありがとう!今日は大成功だったよ!
何事もなく無事に終われたし!
スカイ:〇〇〜!ファンサしたのわかった?
〇〇:ごめん。いつかな?全然分からなかった!
スカイ:まじかぁ〜。
それより、連絡返してよ!
〇〇:あぁ、ごめん。忘れてた!
スカイ:酷いな!まぁ後でお仕置きだけど(笑)
〇〇:なにそれ(笑)
スカイ:全部知ってるからね。これは警告だよ?
〇〇:何を?
スカイ:はぁ〜。もう、いいよ。後でね(^^)
ラビ:〇〇!部屋行こう?
そう言うラビは犬みたいに
シッポを降ってるように見えた。
〇〇:え?早くない?
まだみんなと話したいよ。。。
ラビ:え〜!ヤ・ク・ソ・ク!したじゃん!
〇〇:う〜ん
(約束したけど、まだいたいな〜)
アルマ:どうしたの?
アルマは心配そうに私をみた。
つづく
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