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Popcorn♡13 欲望

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Popcorn♡13 欲望


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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m
 
 

名前変換

ランとは昔からこのクラブで会い、
友達の輪として広がった、知り合い程度だった。
 
 
というか、いつもラビとジョイといたから、
あまり話さなかった。
 
 
特に私達は、3人で固まって
スンセの話しばかりしているから、
アイドル達からは避けられがちだった。
 
 
 
(これは…〇〇の事を探っているのかな?)
 
 
 
リリィとボミにはキラと付き合っていることや、
Lunaのメンバーと知り合った事は言えずにいた。
 
 
 
(あの日、スンセも見かけたから話したいけど、
言えなくてゴメン)と、2人に心の中で謝った。
 
 
 
ヒナ:ううん、知らないよ?
 
ラン:そっか…。じゃあ、あなたなの?
ラビ達と最近遊んでる子って?
 
リリィ:え!?!?
 
ボミ:まじ!?
 
ヒナ:いやいやいや、そんなご冗談を(;・∀・)
今だってここにいますし…。
 
ラン:そっか〜。。。
そうだよね、あなた達スンセ好きだったよね。
ねぇ?紹介するから、その子探してきてくれない?
 
ヒナ:は?無理ですけど。
そんなの望んでないし、その言い方なんですか?
だから、ラビに距離置かれるんじゃないんですか?
 
ラン:!?
 
ボミ:ちょっと、ヒナ!
 
ラン:…………。そうだよね…。
ごめんなさい。。。
 
 
 
 
 
ランさんは肩を落として行ってしまった。
 
 
 
最近、ラビとジョイといることがなくなったという噂は本当だったんだ。
 
 
 
原因は〇〇だと思うけど…。
ランさんとラビって付き合ってるんじゃなかったのかな?
 
 
(〇〇が、変な巻き込まれかたしませんように🙏)
 
 
 
 
 
だが、それから何回かランさんとクラブで会うことがあり、 あの日以来、お互いを意識してか、話すことになった。
 
 
 
 
最初こそ高飛車な女の子だなって思ってたけど、
向こうも虚勢をはっているだけだった。
 
 
 
 
ラン:ヒナ〜、私アイドル辞めたほうがいいのかな…
 
ヒナ:え!?なんで!?
 
ラン:普通に恋愛してみたい。
 
ヒナ:ねぇ?普通に恋愛は普通の人でも難しいよ(笑)
 
ラン:ほんと?
 
ヒナ:うん。まず、夢があってそこに向かって進むのが難しいんだよ。
恋愛なんてしてられないよ。だから、今のランの事が羨ましい人だっているよ?
 
ラン:それは、分かってるけど〜………。
このままじゃ、ラビと予定合わなくて忘れられちゃうんじゃないかな。。。
 
ヒナ:それは、ラビと話し合いなって〜(笑)
 
ラン:全然連絡返してくれないんだもん(泣)
 
ヒナ:私も経験少ないから分からないけど…。
辛いよね、好きな人から連絡こない時間。
 
ラン:うん、、、そうなの。
仕事に力入らないし〜。
 
ヒナ:分かる〜。
 
ラン:ヒナの好きな人はどんな人なの?
 
ヒナ:私の好きな人も忙しい人だよ。
 
ラン:そうなんだ!何してる人なの?
 
ヒナ:それは、時がしたら話すね!
私とランの為に!
 
ラン:私のため?(笑)なにそれ〜(笑)
たまにヒナ面白い発言するよね!
 
ヒナ:そう?(笑)笑えるならいいや(^^)
ランその笑顔で仕事も頑張って♪
 
ラン:うん、ありがと。
 
 
 
 
 
 
〜〜携帯が鳴る📱
キラからだった。
 
 
 
 
外の人気のいない場所へ移動して、
電話をとった。
 
 
 

ヒナ:どうしたの?
  
キラ:お?外なの?
 
ヒナ:うん。
 
キラ:仕事終わったけど、
今から家に行っていい?
それとも、こっちに来る?
 
ヒナ:今、キラの家から近いところにいるよ〜。
 
キラ:またクラブ?
 
ヒナ:うん。
 
キラ:じゃあ、家に来てね〜。
またね!
 
ヒナ:は〜い
 
 
 
 
 
 
 
 
最近、クラブに行くのはこれが理由になりつつある。
 
 
 
 
キラにいつでも呼び出されてもいいように、近くにいたい。
 
 
 

合鍵はくれたんだけど……いつ家に先に入ればいいか分からないから…。
 
 
 
 
 
 

キラ:お疲れ様〜。
ご飯は食べた?またクラブに行って〜…。
あんまり行かないでよ?心配するから。
 
 
 
キラは少し困ったような顔で私を見る。
その姿は画面越しでみたことのある顔より
大人に見える。
 
 
ヒナ:うん、心配するようなことはないよ。
推し友達と話してるだけだから。
 
キラ:それならいいんだけどさ〜…。
なんか………嫌なんだよね…
 
ヒナ:そうだよね…。
なるべく、行かないようにするよ。
 
キラ:うん、ありがとう。
ヒナ、愛してる。
 
 
 
 

キラは私の腰の辺りに手をまわしながら、
抱きつく。
 
 
 
この安心する温かさがあればいい。
ずっと、こうしていたい。
 
 
 
 
 
📱♪〜
キラの携帯が鳴る。
 
 
 
外か、他の部屋へ移動して電話をする。
大体そういう時は女の人とだ。
 
 
なんとなく聞こえてしまう声で分かる。
 
 
 
キラは仕事だって言うけど…。
きっと、絶対、そうなんだけど。。。
 
 
不安になる。
 
 
 
私はキラの彼女になれてるのかな?
変じゃないかな…。
 
 
 
こんな不安が押し寄せてくる時は、
推しの声を聞いて安心する。
 
 
大丈夫だよって、背中を押してくれる気がして、
そこでマイナス思考が止まる。
 
 
 
自然に微笑んでいる。
 
 
 
 
キラ:またスンセ?
 
 
 
いきなり後ろから声をかけられた。
 
 
ヒナ:うん。
 
キラ:僕達の歌もきいてよね〜!
なんか…嫌なんだよね、最近。
ジョイが〇〇ちゃんにルカの日本語の先生頼んだって
聞いて…。ヒナ、駄目だよ?僕の言ってること分かるよね?
 
ヒナ:分かるよ、大丈夫。心配しないで。
Lunaの曲も聴いてるよ。
 
キラ:さすが、ヒナだね。
 
 
 

キラは優しく私の頭を撫でた。
 
 
 
大きくて、優しい笑顔。
この笑顔は、今私だけのもの。
大好き。
だから、心配しないで。
 
 
 

キラ:明日、少しゆっくりできるかなって思ってたんだけど、
早くから仕事になっちゃった。
 
ヒナ:うん、頑張って。
 
キラ:ごめんね。今度1日休暇もらうから。
 
ヒナ:無理しないでね。
 
キラ:ありがと!愛してる。
 
 
 
 
そのまま、愛おしい時間はあっという間に流れる。
もっとキラといたい。
キラの色んな表情をみたいよ。
 
 
 
でも、キラは忙しいから。
たまに〇〇が羨ましくみえる。
〇〇の方が忙しくみえて、彼等が暇に感じる。
私はキラを考える時間が多くて、胸が落ち着かなくなるのに…。
 
 
 
つづく

 

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