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#044 歪んだ糸

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#044 歪んだ糸


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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m
 
 

名前変換

アルマの家へ一緒に帰ってきた。
 
 
 
アルマ:おかえり
 
〇〇:ただいま
 
 
 
2人ともお酒が入っている状態だが、
いつも通り馬鹿騒ぎしない、
この雰囲気はまるで赤ワインのように
妖艶で大人な感情を抱かせる。
 
 
 
そして、アルマは玄関に入った瞬間に、
私を抱きしめ、キスを熱いと感じるまでしてきた。
 
 
 
強い力ではあるが、苦しくはない。
 
 
ただ、凄く熱い。。。
 
 
これはお酒のせいではなく、
恥ずかしさだ。
 
 
帰ってくる時からずっとずっと、
キスをされては、無言で見つめてくる。
 
 
そして全身を確かめるように、
アルマは見てくるのだった。
 
 
 
その視線が私を熱くさせる。
 
 
 
期待と不安…。
 
 
 
アルマは私を此の後きっと抱く。
 
 
私はアルマの理想のままで
いられているのだろうか。
 
 
 
スカイに染まってはいないだろうか。
 
 
 
それでまた、傷つけたりしないだろうか。
 
 
 
私を軽く持ち上げ、
ベッドまで運び優しく倒していく。
 
 
 
アルマ:もう、止められないからね?
覚悟してね?
 
〇〇:うん、いいよ…。

。゚゚・。・゚゚。
゚。🖤 。゚
 ゚・。・゚
。゚゚・。・゚゚。
゚。♥ 。゚
 ゚・。・゚
。゚゚・。・゚゚。
゚。🖤 。゚
 ゚・。・゚

 
アルマは何度も何度も強く求めてくれた。
 
 
それは、私に安心感を与えてくれる。
 
 
アルマ:ごめんね、あんまり優しくできなかった。
 
〇〇:充分優しいよ。
 
アルマ:僕は紳士だからね(笑)
 
〇〇:言うね〜(笑)
 
アルマ:………ねぇ?
 
〇〇:ん?
 
アルマ:僕だけを見てって言ったら、
困らせちゃうの?
 
〇〇:………。
 
 
 

私はアルマの頭を撫でながら答える。
 
 
〇〇:困らないよ?嬉しいよ。
でも、みんなに対してそう思う…。
 
アルマ:………そっか…。
 
〇〇:アルマが辛かったら、
私はもう関わらないようにするから。
だから、嫌だったら言ってね?
 
アルマ:…。辛いけど、この瞬間を
手放したくない。
やっとまた〇〇が受け入れてくれた
チャンスを僕は掴むよ。
もう離さないから。
 
〇〇:うん、嬉しい。
ごめん…。
 
 
 
 
歪んでる。
 
 
おかしい事を言い合っているってことは、
お互い分かっている。
 
 
 
だけど、離れられない私達はどんな関係なんだろう。
 
 
 
どんな運命を辿るために出会ったのだろう。
 
 
 
なんで、2人で泣きながら抱き合っているんだろう。
 
 
 
繋いだ手は誰よりも熱く赤く見えるのにね。。。
 
 
 
ただただこの瞬間が幸せな事は、確かだ。
 
 
 
〇〇:幸せ。
 
アルマ:うん。
 
 
温かい腕の中で、安心して眠りにつく。
 
 
 
 

.。゚+..。  朝  ゚+..。*゚+ 
 
 
 
柔らかい陽射しとコーヒーで目覚めた私達は、
まるで自分達が1番幸せなのではないかと
いうくらい微笑みあった。
 
 
 
それが私達の今の関係を、肯定させていた。
 
 
 
 
つづく

 

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