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#048 対

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#048 対


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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m
 
 

名前変換

事務所に着くとすぐ、
会いたくなかった人とすれ違った。
 
 
 
リュヲンちゃんだった。
 
 
 
会釈をし、すれ違う。
 
 
 
その時に腕を掴まれた。
 
 
 
 
 
リュヲン:ジョイとどういう関係?
スカイは?どうしたの?
 
〇〇:?スカイ?多分、もう会議室だと思いますけど?
 
リュヲン:……そうじゃなくて。
スカイをこれ以上苦しめないでよ。
 
〇〇:あぁ…、そうですね…。
じゃあ、あなたが支えてくれますか?
 
リュヲン:え?
 
ジョイ:……ちょっと!僕、もう行かなくちゃいけないから、またにしよう?
 
〇〇:ごめん、先に行ってていいよ。
 
 
 
そして、リュヲンちゃんと向き合う。
 
リュヲンちゃんも目を離さないまま、
ジッと私を見ていた。
 
 
スカイと似ているその眼差しは、
前の私だったら耐えられなかったと思った。
 

 
 
〇〇:……………。
 
 
 
💭
(こんなに可愛くて綺麗で美しいのに、
どうしてスカイは受け入れないのかな?
リュヲンちゃん、私はあなたの存在を
知ってから相当落ち込んだし、受け入れられなかったよ。
けれど、あなたのステージや発信しているものを、何故か見入ってしまうの。
そうすると、凄く良いアイディアが浮かぶの。
あなたに私のアクセサリーをつけてほしいってすら思う。嫌だろうけど。。。)
 
 
 
そんな事をリュヲンちゃんを見ながら考えていると、思わずその透き通る肌の頬に手を触れてしまった。
 
 
リュヲン:!? !!!!
 
 

〇〇:私はリュヲンちゃんが好きです。
スカイのことでライバル関係になっても、
それは忘れないで。
じゃあ、お互い頑張ろうね。
 
リュヲン:…………。
私じゃ駄目なんです…。
 
 
 
リュヲンは俯いて言った。
 
 
 
 
 
スカイ:なにしてるの!?
 
リュヲン:!!
 
〇〇:! …今、リュヲンちゃんと話してた。
私のブランドのモデルにならないかってね(^^)
 
リュヲン:え!?
 
スカイ:え!?
 
〇〇:じゃあ、リュヲンちゃん考えてくれるかな?またねノシ
 
ジョイ:(笑)
 
  
 
そして、その場をジョイと去った。
 
 

 
リュヲンちゃん達から見えないところまで行き、立ち止まり壁にもたれ、大きく深呼吸した。
 
 
 
〇〇:はぁ〜、、、、。
私、何か変な事言ったよね!?
どうしよう!?
 
ジョイ:ん〜(笑)
まぁ、よく頑張ったよ。
 
〇〇:やっぱ変だったよね!?
でも…しょうがないか〜。
はぁ〜…。
好きなのは本当だし。
 
ジョイ:そうなの!?
 
〇〇:うん。
知ったときは、スカイとの関係で凄く嫉妬したし嫌だったけど、リュヲンちゃんがどんな子か気になるうちに好きになっちゃった。
 
ジョイ:…………ほんと、
そういうところだよね…(呆笑)
 
〇〇:何それ(笑)
 
ジョイ:ううん、まぁ変な人に騙されないようにね!僕達がいれば大丈夫だけど。
 
スカイ:変な人って僕のことですか?
 
ジョイ:あぁ…、、、リュヲンはもう大丈夫なの?
 
スカイ:ええ。それより、〇〇は大丈夫?
 
〇〇:うん、大丈夫だよ?
 
スカイ:本当に?この後予定あるの?
話そう?僕達話さなきゃだよ。
 
〇〇:話なんて沢山したじゃん〜。
 
スカイ:じゃあ、普通にご飯食べよう?
美味しいところ連れていくよ?
 
ジョイ:へ〜、どこに?
 
スカイ:ヒョンには秘密です!
ねぇ、行こう?
 
〇〇:う〜ん………、じゃあリュヲンちゃんの
モデルの件交渉してくれるならいいよ?
 
スカイ:え!?さっきの本気!?
う〜ん………じゃあ、その事も話そうよ!
ビジネスの話ししよう!ねっ!
 
ジョイ:必死だな〜。
 
〇〇:ジョイはどう思う?
 
ジョイ:……いいんじゃない?
 
〇〇:本当に?
 
ジョイ:僕の意見は聞かなくていいよ。
じゃあ、先に行くね。
 
 
 
微笑みながら、私の頭を撫でて
ジョイはその場を去って行った。
 
 
 
 

(…私はジョイに何て言われたかったのかな…)
 
 
 
スカイ:〇〇?こっちを見て?
 
 
スカイに呼ばれ振り向く。
 
 
 
すると、顔が近くにあった。
 
いつもと変わらず
目の奥の深いところまで、
見据えるその瞳を見つめ返す。
 
 
 
スカイ:ヒョンのところには行かせないよ?
 
〇〇:? 私達も早く行こう?
会議はじまるよ。
 
スカイ:うん、じゃあ今日この後ね。
 
〇〇:…。 
 
 
 
 

私達は会議室に入り、
それぞれの席へ着いた。
 
 
 
つづく

 

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