040 居場所
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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m
しばらくすると、
スカイを連れて戻ってきた。
スカイは足早に私の方へ来て、
心配そうな声色で話した。
スカイ:ジョイヒョンと何かあったの?
〇〇:ん?ちょっとね…。
スカイ:何があったの?
〇〇:…説明するのが難しいな。
スカイ:そっか…
〇〇:スカイは何でまた家の前にいるの?
スカイ:ごめん…。
何か今日は会えそうだったから。
〇〇:そっか。。。
スカイ:あれから僕なりに考えてみたんだけど、
やっぱり一緒にいたい。
どうすればいい?まだ好きでいていてくれる?
やり直したい。
〇〇:…好きじゃないよ。
スカイ:え?
〇〇:私達は別れたんだよ?
もう好きじゃない。ただの、知り合いだよ。
スカイは驚いて固まっている。
その横でラビも同じく、固まっていた。
〇〇:てか、2人って何となく似てるよね(笑)
ラビ、スカイ:どこが!?
〇〇:しつこいところとか、仕草とかかな。
スカイ:いやいやいやいやいやいや、ないないないないないない
ラビ:……ひどくない?
〇〇:(笑)
予想外に楽しい雰囲気になり、
そのままいつもの酒盛りになった。
このいつもの感じが、私はたまらなく好きなのだ。
これが無くなったあの数年間は、
私はいつもこの時間を思い出しては思い出に浸っていた。
(パリピじゃん)
ふと思った、
頭の中の考えに1人で突っ込みをいれてしまった。。。
でも、本当にこんな風に飲めるのこの人達だけなんだよね。
と、言い訳をしながらお酒をグイグイと喉に入れた。
スカイ:そういえば、最近アルマヒョンと会ってるの?
〇〇:会ってるよ。
スカイ:え!?いつ?
ここに来たことあった!?
〇〇:ここには引っ越しの時以来、来てないかな〜。って、その発言怖いんだけど…。
スカイ:違くて!あんまり聞かないから。
ヒョンからそういう話。
〇〇:そうなんだ?ほぼ毎日会ってるよ?
ラビ、スカイ:え!?
〇〇:ゲームの世界でね(笑)
スカイ:そうなんだ?僕も入れてよ。
〇〇:いいけど、アルマがギルドリーダーだから聞いてみて!そしたら招待されると思うから!
そうして、久しぶりの酒盛りはやっぱり楽しいという感情のまま終わりに向かおうとしていた。
〇〇:さ〜て、もう遅いしそろそろ帰りな〜。
私も寝るから。
そう片付けながら言う私を、後ろから抱きしめ
ながらスカイは言った。
スカイ:泊まっていっちゃ駄目?
〇〇:うん、駄目。
ラビも私の手を両手で取りあげ、お願いのポーズをするように聞いてきた。
ラビ:駄目?
〇〇:だから、駄目。
2人を振り払いながら片付けをする。
何となく、ここはジョイの居場所だと思う私がいた。
2人を玄関に追いやり、
〇〇:楽しかったよ☆ありがとう!
のお礼を言い、玄関を閉め施錠をした。
静まり返った空間が広がっていたけど、
心が満たされていた。
久しぶりにリフレッシュ出来たなと思った。
明日からまた仕事頑張ろう!と、リビングで少しだけ独り酒を楽しんだ。
いつもジョイが寝ているソファーは、
本人がいないのに何処か守られている感覚がした。
〇〇:(怒らせちゃったな…。
そうだよね、私ジョイをいいように扱ってるもんね。)
お酒をグイグイっと飲む。
(………。よく考えたら相当ビッ〇だよね。)
(嫌われたほうが過ごしやすかったかな…)
(ううん、そしたらきっと落ち込んでた。)
(もう、友達になれないのならビッ〇でもいいかもしれない)
(誰かを選ぼうとするから苦しいのかも)
(ジョイはそう伝えようとしてたのかな…)
(ジョイは私が誰といても何も感じないのかな)
(………………………)
(そうしたのは、私か…………)
Zzzz. . .
つづく
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