#021 説明
家に帰ると、キラが迎え入れてくれた。
ヒナ:ごめん。キラ、私達は後で話そう?
とりあえず、色々と〇〇に説明しなくちゃ。
凄く重い空気に耐えられなかった。
頭の中もタクシーの中で、
冷静になれたし、私はみんなに
自分の想いを話そうと思った。
〇〇:あの〜…。ごめんね。
なんか、迷惑かけて。ヘヘヘ
ヒナ:迷惑なんて思ってないよ!
大丈夫?
〇〇:うん。大丈夫。
ただ、さっきタクシーの中で考えたんだけど、
やっぱりスカイに確かめてから、
色々決めようと思う。
ただ単に、遊んでただけかもしれないし。
ラビ:遊んでたって……。
〇〇はそれでいいの?
〇〇:う〜ん。スカイから聞かないと何とも…。
ジョイ:〇〇の気持ちは今、どうなの?
ヒナ:そうだよ!
〇〇:う〜ん、、、。
何ていうか、、、。
みんながスカイとリュヲンちゃんの事
知ってたのもビックリだし、
何でなのか…。
それはスカイに聞きたいし。
本当にスカイに会うまでは、
何とも。。。
だから、みんな集まってもらったのに
ごめんね(^^)
ジョイ:……少し話しをしていい?
〇〇:うん。
ジョイ:これは僕の意見なんだけど…。
スカイから〇〇とは付き合うって話しは
聞いていたんだ。
〇〇:うん。
ラビ:あいつは、‘’なのでヒョン達〇〇に
連絡するときは僕を通して‘’って、言ってきたんだ。だから、凄く〇〇に会いたかったけど、、、我慢した。
幸せになってくれると、信じてた。
ジョイ:そうだね。それで、いつか会えたらって思ってた。
〇〇:うん…。。。
幸せにしてるよ?
ジョイ:それなら、よかったよ(^^)
けれど、リュヲンはスカイを諦めなかったみたいだね…。
それで、周りに色々相談したみたいなんだ。
ラビ:噂好きの人達が、鈴木さんの時の女の子だって特定しはじめて、〇〇が何だか悪く言われるようになってきたんだよね…。
凄く悲しかった。。。
ジョイ:うん。その時からだったかな。
丁度、スカイもリュヲンを受け入れ始めたように見えたんだよね。以前みたいに、リュヲンと仲良くしていたんだよね。
ラビ:だから、僕達はそれを静かに見守ることにしたんだ…。
〇〇が今まで気づかないで幸せだったなら、
良かった。
ジョイ:それでね、最近は〇〇の悪い噂も聞かなくなって、逆にスカイがリュヲンと〇〇を二股かけてるんじゃないか?って噂になってるんだ。
だから、あいつはそのまま悪者になってくれればって、僕達は思ってたんだ。
ラビ:うんうん。
ヒナ:へ〜。。。なるほどね。
だから、キラは〇〇には今話すべきじゃないって言ったのね(ー_ー)
キラ:う、うん!ごめんね、ちゃんとヒナに話せなくて…。
ヒナ:後で話し聞くわ…。
私はね、リュヲンと前から知り合いだったから、相談のってたの。
もちろん、〇〇とスカイの事は何も話してないよ!
少し前までは、すごーく落ち込んでたんだけど…。
最近、幸せ〜❤とか言うから。。。
〇〇:うん…。
ヒナ:結果、私はリュヲンの事を裏切ってしまったのかもしれないけど…。
〇〇に知ってほしかったの。
だって、あいつ普通に家に帰ってきて、
〇〇と何事も無いように接してるんだもん。
ほんと、ムカついた。
だけど、私は〇〇の悪い噂が流てるってのは知らなかった…。
〇〇:うん。ヒナありがとうね。
辛かったね。
ヒナ:でも……もしかしたら、
スカイもその噂知ってるのかな?
ジョイ:それは分からない。
ラビ:知らないんじゃない?
普通にまたリュヲンと仲良くしてるだけな気がするけど。
〇〇:どっちにしろ、やっぱりスカイから聞かなきゃね。みんな、なんか色々ありがとね。
ラビ:…ねぇ、スカイと別れないの?
〇〇:…え?どうして?
ラビ:僕なら〇〇を大切にできるよ?
〇〇:スカイだって大切にしてくれるよ?
別れないよ。
ヒナ:〇〇ならそう言うと思った。
〇〇:うん…。
ヒナ:ひまりさんの時もそうだったよね。
〇〇:…………変わらないね。
ヒナ:好きだよ。そういうとこ。
ラビ:僕も。
ヒナ:うざぁ〜(笑)
みんなが一斉に笑った。
そのまま空気を変えるように
手を鳴らして言った。
〇〇:さぁっっっ!!!
とりあえず、スカイと話してみなくちゃね!
てか、、ラビとジョイはここにいて平気なの?
スカイに怒られるんじゃない(笑)?
ラビ:………なんか違うから。。。
ジョイ:…………そうだね(笑)
〇〇:?
ヒナ:みんな、こっち向いて!
パシャッッ📱
ヒナの写真を撮る行動に
みんな疑問符を浮かべた。
ヒナ:これをスカイに送ってみるわ(笑)
〇〇:え!?嫌われ………
言いかけた途端、ヒナは私の口を抑えた。
ヒナ:嫌われちゃえ〜(笑)
私が守る。
ラビ:ヒナちゃん…かっこいい…
ジョイ:本当に大丈夫かな(笑)
キラ:(頭をかかえる)
つづく
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