#033 韓国旅行編7
ラビに迎えにきてもらい、
車に乗り込んだ。
助手席へ乗るように促されたので、
乗ると、手を繋いで、ラビは運転しはじめた。
そして、そのままラビの家へ向かった。
ラビ:何してたの?
〇〇:その辺ブラブラだよ〜
ラビ:楽しかった?
〇〇:うん!あ、ねぇ、みんなに香水作ってみたよ!
ラビ:なにそれ!楽しみだな〜(^^)
ラビの家に着くと、ダイニングテーブルに、
かすみ草が綺麗に飾られていた。
〇〇:わぁ!素敵に飾ったんだね!
ラビ:うん!
〇〇:ラビすごーい!
ラビ:ありがとう(^^)
それから、ラビに手を引っ張られて
向かった部屋に入ると、
凄く豪華なゲーム部屋が作られていた。
〇〇:え!?なにこれ!プロみたい!
ラビは鼻高くして、パソコンの説明や
インテリアでこだわった照明を教えてくれた。
〇〇:ありがとう(^^)ゲームやってみていい?
ラビ:うん!僕もやる!
そうして、私達はシューティングゲームを
楽しんだ。
ゲームを楽しんだ後、ラビは言った。
ラビ:このマンション内に公園があるから、
散歩しよう♪
〇〇:いいね!
そして、公園へ向かうと、
とてもマンション内とは思えないほど、
自然豊かで散歩に最適な公園だった。
自然に手を繋ぎながら、散歩をする。
そして、ラビの方を見ると、
横目でこちらを見てくる視線に
ドキッとした。
最近はポヤポヤにこにこと
笑っているラビを見ていたせいか、
真顔をみると、少し大人な印象がした。
そして、少し冷たく見え、
前の恐怖心が蘇るような感じがした。
ラビ:どうしたの?寒いの?
ラビが何かを感じとったのか、
手を私の頬に添えようとした。
ビクッッ
少し身構えた私は、思わず大げさな反応を
してしまった。
〇〇:う、ううん!寒くないよ!
大丈夫!ありがとう!
少しラビから離れようとしたら、
勢いよく繋いでいた手をひっぱられ、
ラビの腕の中に包まれた。
ラビ:まだ、怖い?
〇〇:…少しね
ラビ:ごめんね。
私の表情を確認しながら、
頭を撫でるその手は、
凄く温かかった。
〇〇:もう大丈夫だよ。
ラビ:本当に?
〇〇:うん!ありがとう。
あ!そうだ!マートも入ってるんだよね?
何か買っていこうよ(^^)ご飯作るよ!
ラビ:え!?本当に!?やったー!
ラビは今まで見たことないくらい、
喜んでくれた。
マートへ行くと、
嬉しそうにカートを引きながら
付いてくるラビ。
そんな姿をみると、
先程の恐怖心はなくなり、
愛おしい感情が湧き起こる。
色んな顔がある、不思議な人。
そんな風に思った。
家へ戻り、
料理を作り始めた。
だが、、、、
ラビが後ろから私を抱きしめるようにして、
料理を作ってるところを見ているので、
なかなか進まない(• ▽ •;)
〇〇:…ねぇ、ちょっと向こうに行って
ゆっくりしてなよ
ラビ:⊂(・﹏・⊂)ミタイナ〜
〇〇:…じゃあ、せめて、この腕を離して、、、
ラビ:……わかったよ〜
そう言って、ラビはふてくされたように、
ダイニングのソファーに横になった。
料理が出来たので、
運んで行くと、
ラビがシッポを振りながら
こちらに寄ってきた。
そして、美味しそうと目を輝かせながら
テーブルへ座った。
食べ始めると、
本当に嬉しそうに食べてくれた。
ラビ:もう、最高だよ(^^)
〇〇:そんなに喜んでくれて嬉しいよ(笑)
ラビ:手料理って貴重なんだよ!
〇〇:そう?
ラビ:うん!
ラビは、綺麗に全部食べきってくれた。
片付けをして、
またゲーム部屋でゲームをし始めた。
〇〇:この部屋本当に最高だわ〜。
ラビ:〇〇の為に用意したんだよ。
〇〇:うん、ありがとう。
ラビ:住みたくなった?
〇〇:え?(笑)
ラビ:住んでもいいんだよ。
いつでも待ってるから…。
〇〇:うん…。
目が合い、ラビの顔が近づく。
それを私は受け入れた。
長いキスの後、ラビに促されるように
ベッドルームに行き、
ベッドへゆっくりと押し倒されながら、
キスをした。
ベッドへ横になった時に、
香った匂いが、
ラビへ作った香水と
似た香りで、少し嬉しくなった。
ラビ:怖くない?
〇〇:…うん…
それから、求め合いながら
抱き合った。
ラビ:…好きだよ
〇〇:うん
ラビ:離れないでね
〇〇:…うん
ラビに抱かれると、
凄く愛おしく感じる。
そして、この人を
放っておけなくなる感情にさせる。
強く抱きしめられると、
同時に、
弱い言葉を聞くからだろうか。
何度も抱き合っているうちに、
ラビは私の指を甘噛しながら、
寝てしまった。
その顔を見ながら、
髪を撫でる。
そうすると、
ギューっと抱きしめてくる。
その空間がとても
ロマンチックで、
愛されているんだなと
思わされた。
そのまま、私も眠りに着いた。
〜朝〜
朝食を作り終えると、
ラビが丁度起きてきた。
ラビ:朝も作ってくれたの!
ありがとう〜。
ラビはギューっと私を抱き、
席について、ご飯を食べ始めた。
そして、仕事の準備をし始めた。
ラビ:一緒に行く?
〇〇:どっちがいいかな?
ラビ:どっちでもいいよ〜
〇〇:じゃあ、家で待ってるね!
ゲームして(笑)
ラビ:(笑)わかった。
なるべく早く帰るね。
〇〇:うん、無理しないでね。
ラビ:うん。
そう言って、ラビはまたキスをした。
それは、長いキスで、とても濃厚だった。
〇〇:…もぅ、朝だよ?…
ラビ:うん、なんか嬉しくて。
〇〇:なにがぁ〜?(笑)
ラビ:いいのぉ〜(笑)
そう言い、口を塞ぐようにまたキスをし、
壁へ押しあてられた。
そして、ラビは私の弱いところを
触り始める。
〇〇:ちょっと、もう行く時間になるよ!
ラビ:だいじょうぶ、すぐだから。ね?
そして、またキスで口を塞ぎながら、
ラビに抱かれた。
そうして、ラビは満足そうに仕事へ向かった。
それから、私は部屋の掃除をしたり、
ゲームをしたりしながらラビの帰宅を待った。
ラビは仕事へ行ってからも
随時いつも通り、何をしているか
報告をしてくるので、
大体の帰宅時間が分かった。
それに合わせて、また料理を作っておいた。
どうやら、ジョイとスカイも一緒に
来るみたいだったので、人数分作っておいた。
そうしているうちに、
メンバーが帰ってきた。
ラビ:ただいま〜!
スカイ:〇〇〜!
ジョイ:お邪魔しまーす。
つづく
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