#031 韓国旅行編5
みんなと約束の時間まで
キラのマンション周辺を散策していた。
丁度良いマートや気になったカフェが何件か
あったので、楽しそうに生活が出来そうで
安心した。
プルルルルル
スカイから電話がはいった
〇〇:もしもし?
スカイ:終わったよ〜。今何処にいる?
〇〇:キラのマンション周辺
スカイ:分かった〜。マネージャーも来るらしいんだけど、ついでに〇〇と話ししたいって。
翻訳の仕事の件でだって。
〇〇:うん、わかった。
それから、しばらくして迎えに来てくれた
スカイ運転の車へ乗り込んだ。
話したいからと、マネージャーさんに隣に
乗るように促され乗った。
車内をみると、アルマとラビ、ジョイも
来ていた。
みんなと挨拶をして、マネージャーさんと
話をした。
〇〇:はじめまして。〇〇です。
マネージャー:はじめまして、マネージャーのジュンスです。
みんなからはジュンスさんと呼ばれています。
今後、宜しくお願いします。
〇〇:宜しくお願いします。
ジュンス:ところで、メンバーとは結構仲良いんですね?
ジュンスマネージャーは何とも言えないような
微笑みで
質問してきた。
〇〇:はい…。
ジュンス:いや、怖がらなくて大丈夫ですよ。
ただ、色々気をつけて下さい。
とだけ言っておきます。
〇〇:はい…。
ジュンス:でも、〇〇さんと知り合ってから
メンバーも良い方向に向っていたりするんです。
遅刻がなくなったり、雰囲気が活気付きました。ありがとうございます。
〇〇:いえ。私は何も…。
ジュンス:翻訳の事なんですが、
後で資料を渡しますので簡単に目を通して、
サインしてメンバーに渡して下さい。
〇〇:わかりました。
ジュンス:それくらい話せれば、大丈夫そうですね(^^)
〇〇:ありがとうございます。
〜海に到着〜
ラビ:〇〇!みてー!波だー!
〇〇:わー!凄いね!
スカイ:向こうまで競争しよう!
ジョイ:ヨーイ
アルマ:ドン!
全員、全力で走って波までいき、
すぐに海の水をかけあったりした。
スカイ:ボール持ってきたんです。
バレーやりましょう!
〇〇:私、得意だよ!
ラビ:じゃあ、同じチームになろう!(笑)
ジョイ:ずるいな〜(笑)
アルマ:僕は審判やるね!
〇〇:え(笑)!?
アルマ:連日疲れてて(笑)
〇〇:大丈夫?
アルマ:大丈夫だよ(^^)ただ体力を温存しておかなきゃだから!
〇〇:じゃあ、これ被っててね(^^)
少しでも涼しくなればと思い、
日焼け対策で持ってきた
つばの広い帽子をアルマに被せた。
アルマ:ありがとう。
アルマは少し照れくさそうに、頬を赤くしていた。
〇〇:カワ(・∀・)イイ
ジョイ:ヒョン耳まで赤い(笑)
ラビ:〇〇〜!ストレッチするよ〜
スカイ:本気(笑)!
そして、試合を開始した。
接戦の末、〇〇チームが勝った。
〇〇:ラビ大丈夫だった?(笑)
スカイとジョイは強いスパイクは
全部ラビに打っていた。
ラビ:勝てたー!やったー!
全然、大丈夫だよー!
それから、スカイとジョイ、ラビが
休憩している間
アルマと周辺を散歩することにした。
アルマ:海久しぶりだな〜
〇〇:私も〜
アルマ:前も言ったけど、今度は釣りに行こうね
〇〇:うん。
アルマ:今度、船買う予定なんだ!
〇〇:え!?凄いね。
アルマ:一緒に乗ろうね!
〇〇:うん!楽しみにしてるね。
ラビ:〇〇〜!
ラビが遠くからこちらへ
走って向かってきた。
手には白い花束を抱えていた。
〇〇:それ、どうしたの!?
ラビ:近くの花屋さんで買ったの!
はい!どうぞ💐
〇〇:?ありがとう?
急にどうしたの??
ラビ:本当はね、そばの花が良かったんだけど、無かったんだ。
だからその辺の白い花探してたんだけど、
ジョイとスカイが花屋近くにあるからって
教えてくれたの。
〇〇:うん……?
アルマ:その花束何処に置いておくんだ?
ラビ:!? そっか〜…。
〇〇:(笑)。でも、ありがとう(^^)
スカイの部屋に飾っていいかな?
ラビ:いや、僕の部屋に飾っておくよ!
〇〇:ありがとう。
〇〇:かすみ草だね。可愛い。
それにしても、なんで、そばの花…?
あ〜…!トッケビだ!
ラビ:よく分かったね!!!
〇〇:うん。なるほどね〜、ありがとう(^^)
ラビ:うん(^^)
それから暫く遊んだり、貝を拾ったりして
帰宅することにした。
帰りの車も
ジュンスさんの隣へ乗った。
ジュンス:お疲れ様でした。
〇〇:こちらこそです。
車でお仕事されていたんですか?
ジュンス:はい。いつもの事です。
何か今後困ったことあったら、
こちらへ連絡下さい。
名刺を差し出され、受け取った。
〇〇:わかりました。
ジュンス:芸能関係者と
お付き合いされたことありますね?
〇〇:!?
ジュンス:なんとなくですが…。
気分を害されたらすみません。
〇〇:いえ、大丈夫です。
〜帰宅中〜
アルマとジュンスさんは、事務所前で降りた。
アルマが降りると、すぐ女の人の声がした。
鈴木:アルマオッパ〜!待ってましたよ!
早く行きましょう♪
聞いたことのある声に、外を見ると、
以前スカイの部屋の前で
見かけた、鈴木さんだった。
アルマはこちらの視線に気づき、
微笑んで手を降っていた。
それを見て、鈴木さんもこちらを向いた。
鈴木:オッパ、あの人は誰なの?
アルマ:ん?秘密〜
鈴木:ひど〜い(笑)
2人がじゃれ合っているのを
見ながら車が出発した。
少し心がモヤッとした感じがした。
でも、直ぐにそんな資格ないなと思い
忘れようとした。
トントン
誰かに肩を叩かれ、後ろを向いた。
ジョイ:鈴木さんは日本人練習生で、韓国に
最近来たんだよ。
〇〇:そうなんだ。
ジョイ:アルマヒョンはダンスの練習を
たまたま一緒に受けてるだけだよ。
〇〇:うん。
ジョイはそれ以上は
何も言わず、頭を撫でて
席へ戻った。
次にホテルに行き荷物を乗せて、
ラビの家へ寄り、2人とバイバイした。
〇〇:ラビお花宜しくね。
ラビ:うん!
ジョイ:またね〜(^^)
スカイの家へ着き、
中に入った。
スカイは全部荷物を持って
部屋まで案内してくれた。
スカイ:どうぞ、入って!
〇〇:お邪魔します〜。
スカイ:荷物とりあえずここに置いておくね!
〇〇:うん!ありがとう。
スカイ:そこに座ってて!
〇〇:うん。
そして、スカイはお酒とグラスを持ってきた。
どこからか、音楽も流れてきた。
乾杯をしてお酒を飲みながら、
スカイおすすめのドラマを見始めた。
スカイは横に座り
私に寄りかかっていた。
そして、たまに視線を感じて
スカイを見ると、
チュッと唇にキスをして、
またドラマを見始めた。
それが何回か続いた後、
スカイは私の頭と腰に手をまわし
長いキスをした。
キスをした後スカイは絶対に
目を合わせる。
この視線に逆らえない。
そのまま、スカイの腕の中へと
引き込まれていった。
つづく
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