#023 スカイとの夜
プルルル
アルマはすぐに
電話に出た。
アルマ:…やっぱり。
電話の向こう側で、呆れたように言った。
スカイ:ヒョン!元気ですか?
アルマ:元気ですか?じゃないだろ!
〇〇に迷惑かけるんじゃないよ!
スカイ:かけてませんよ!
アルマ:〇〇は知ってたの?
〇〇:知らなかったよ。
だからビックリした(笑)
無事、保護してるから安心して(笑)
スカイ:何、その言い方!
アルマ:ありがとう〜。
そういえば、こっちへ来るんだって?
〇〇:まだ確定じゃないけど、
近いうちに1回韓国行って、
色々考えようと思うんだ。
この前言おうとしたのが、この事なんだ。
アルマ:いいね!案内するよ!
スカイ:僕も案内する予定ですよ?
〇〇:よろしくね!
すると、ラビとジョイが
アルマの後ろを通り過ぎようとして、
スマホに映った。
スカイ:ヒョ〜ン
大きな声でスカイは叫んだ。
ラビとジョイは驚いたように、
アルマのスマホを覗いてきた。
ラビ、ジョイ:やっぱりね〜
スカイ:明日帰りますね!
ラビ:もうこうゆう事はしちゃ、駄目だよ?
ジョイ:みんな心配したけど、
マネージャーに話し通してあるって聞いて、
少しは安心してたよ。
ラビ:〇〇は大丈夫?
スカイよろしくね?
〇〇:うん。
ラビ:ありがとう。
早く会いたいし、連絡沢山しようね?
ジョイ:僕も早く会いたいな〜
〇〇:うん。ありがとう。
スカイ:じゃあ、これから〇〇と
楽しく過ごします!
バイバ〜イ
そう言い、スカイは一方的に電話を切った。
切れる際、向こう側がかなり騒がしかった。
〇〇:え?大丈夫だったかな?
スカイ:みんなと連絡できたし、
大丈夫だよ(^^)
それよりさ、明日何する?
〇〇:そうだな〜、何したい?
スカイ:う〜ん、まったりしたい!
〇〇:好きだな〜(笑)
スカイ:あんまりゆっくりできる
機会ないからね。
〇〇:そうだよね。う〜ん。
じゃあ、公園でゆっくりするのはどう?
お弁当作るよ!
スカイ:それ、いいね!行こう!
楽しみ♪
〇〇:じゃあ、寝ようか?
スカイ:うん!
2人でベッドに横になり、
寝る体制になった。
スカイは私を抱きしめながら、言った。
スカイ:ねぇ、今も辛い?
〇〇:ん?何が?
スカイ:元彼と別れたの
〇〇:まぁね。
でもスカイ達と出会えたから、
思っていたより思い詰めてないかな。
ありがとう。
スカイ:よかった。
きっと、これからもっと幸せになれるよ。
〇〇:そうだといいな〜
スカイ:大丈夫だよ。
そう言い、私の頬にキスをした。
〇〇:くすぐったい〜(笑)
スカイ:可愛いよね。本当に。
〇〇:やめてよ////
スカイ:なんでこんなに、可愛いの?
〇〇:やめてってば////
スカイ:はぁ〜、本当に可愛い。
そう言いながら、何度も頬に
キスをしてくる。
〇〇:もぅっ////
スカイ:大好き。
そして唇にキスをした。
薄暗い中で目が合い、
胸がドキドキしてるのを感じた。
それを悟られないように、
冷静に話す。
〇〇:ところで、スカイは
私の何処が好きなの?
スカイ:ん?全部だよ?
〇〇:なにそれ(笑)
スカイ:クラブでつまらなそうにしてる姿も、
困っている顔も、楽しそうに笑ってる時も、
泣きそうになってるのも全部、可愛い。
〇〇:外見が好きなの?
スカイ:意思弱いし、話そらすし、
ハッキリしないし、ムカつくけど、
よく周りみてるし、優しいし、
全部包んでくれるような、
話し方と雰囲気が可愛い。
〇〇:……もう、いいです////
スカイ:こうやって、照れる時も可愛い。
私の顔を覗き込むようにして
見るので、
思わず顔を両手で隠した。
〇〇:もう、やめてよ////
スカイは私の両手を取りながら、
その手を私の頭の横らへんに
恋人繋ぎをしながら置いた。
そして、また唇に何度もキスをした。
そのまま、身体中にキスをした。
スカイ:僕にもしてくれる?
そう願うスカイは、いつもみたいに
断れなくなるほど、とても美しく見えた。
〇〇:…うん。
スカイ:ほんと、可愛い。
大好きだよ。愛してる。
スカイは私が眠りにつくまで、
何度も照れくさい言葉を言ってきた。
〜朝〜
私は久々によく眠りについたのか、
スッキリと目覚められた。
スカイはグッスリ寝ていたので、
ベッドにそのままにして、
お弁当を作りに行った。
そして、
お弁当と朝食を作り終え、
スカイを起こしに行った。
〇〇:おはよう
スカイ:ん゛〜おはよ〜
〇〇:ご飯できたよ〜、おきて〜
スカイ:ん゛〜ありがとう〜
スカイはなかなか目覚めなく、
何度も眠りに付きそうになるので、
コーヒーを持ってきた。
〇〇:はい
スカイ:ん゛〜ありが……
ニガッッ!!!
〇〇:起きた?早くご飯食べて、
公園行こうよ?
スカイ:そうだね〜!行こう〜!
そして、朝食を食べ
準備をしていた。
すると、携帯のチェックをしていた
スカイが言った。
スカイ:あ、なんか日本のマスターさんが
会いたいって。
少し会っていいかな?
〇〇:え?スカイがこっちにいる事
知ってるの?
スカイ:マネージャーに聞いたみたい
〇〇:大丈夫なの?
スカイ:この人は信頼できるから大丈夫だよ!
〇〇:うん、何時頃行くの?
スカイ:できれば、空港行く前がいいみたい!
公園の後に行こうかな!
〇〇:分かった。
スカイ:〇〇も一緒に行こう?紹介するよ!
〇〇:え?大丈夫なの?
スカイ:うん!大丈夫だよ!
〇〇:マスターさんって、ファンだよね?
いいの?
スカイ:この人は大丈夫!
〇〇:(少し不安だけど…)
うん。分かった。
そして、準備を終え、
私達は公園へ向かった。
つづく
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