#043 望み
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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m
素敵なお店を出て、再びアルマの車に乗り、
何処かへ向かう。
着いた場所は出会った次の日に、
みんなで連れて行ってくれたBarだった。
(懐かしい…)
アルマ:あれから、ここ来るのは初めて?
〇〇:うん。やっぱり素敵な所だね。
アルマ:そうだね。
あの時から随分経ったけど、ここは変わらないね。
〇〇:うん。
アルマ:僕達は変わったね。
〇〇:うん、そうだね。
アルマ:出会えて良かった。
〇〇:うん。
あの時、本当にアルマに救われたな〜。
ありがとう。
アルマ:僕もだよ。
〇〇:私は迷惑しかかけてないね。。
ははは(笑)
アルマ:そんなことないよ?
僕に面倒がどれだけ幸せかって教えてくれたんだよ。
〇〇:何それ(笑)
アルマ:正直、こうやってお酒を飲んだり、
〇〇と連絡とったりリスクでしかないことは
しないタイプだったんだけど、身体が言う事を効かなくて、戸惑った。
〇〇:え〜(笑)なにそれ。
アルマ:いつの間にか会いたいとか思うと連絡もしていたし、会いに行っていた。
それを受け止めてくれるし、そして〇〇は僕の生活にすんなりと入ってきた。
〇〇:うん。
アルマ:それって凄い事じゃない?
たまに思うけど、運命なんだな〜って感じる時があるよ(笑)
〇〇:ロマンチスト〜(笑)
でも、本当に色んな事あったのに、
こうしていられるのは、みんなの器の大きさがあるんだろうね。
特にジュンスさん(笑)
アルマ:ジュンスさん!?お〜い、僕じゃないの!?
でも、彼は良くサポートしてくれているよね!
〇〇:本当に。ずっっっとお世話になってる。
だから、何か返したいんだけど何が良いのかな?
アルマ:別に何もしなくて、そのままでいいと思うよ。
〇〇:そうかな〜。。。
アルマ:僕達はこれから、うまくやっていきたいと思ってる。
僕だけをやっぱり見てほしい。
だけど、鈴木さんもいるから…。
だから、それまでは待ってほしい。
いや、別にスカイと付き合ってもいいんだ…。
あいつじゃなくても、他の誰かと付き合ってもいいんだ。。。
でも、辛い時や逃げ出したい時は僕に頼って欲しい。
僕が支えてあげられる所にいてほしい。
そして、準備が出来たら僕は何度でも迎えに行くから。
って、何言ってるんだ自分は。
……(笑)。
本当に酔ってると、もう駄目だね(笑)
〇〇:(笑)。 酔ってるね〜。
ありがとう。私はもう逃げないよ。
だから安心して。
アルマは自分の良いと思う事をすればいいよ。
私や鈴木さんの事を重荷に思わないで。
アルマ:重荷なんて思ったことないよ!
逆だよ〜。
〇〇:そう?なら、いいんだけど。
アルマ:このあとは、うちに来るでしょ?
じゃないと送っていかないよ?
〇〇:なにそれ、いじわる〜(笑)
アルマ:ねぇ、帰ろう?一緒に。
酔っているアルマは、可愛げのある声と雰囲気で、
誘う。
私は、微笑んで答える。
この時間が止まればいいのにと、想う。
求められるのは心地がいいから。
でも、きっとこんな生活は長くは続かないのだろう。
だから、長く続く選択をしたかった。
誰かを選びたかった。
けれど、誰も苦しんでほしくなかった。
苦しめてしまったから。
だから、彼等が飽きるまで。
もう、会いたくなくなるほど、残酷に。
それまで、一緒にいようと決めた。
それが彼等の望みならば。
つづく
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