#029 韓国旅行編3
ジョイから送られて来た場所に着き、
電話をかけた。
ジョイ:もしもし?ついた?
〇〇:うん、着いたよ〜
ジョイ:じゃあ、2005号の部屋のインターホン押してくれる?
〇〇:はーい
ピンポーン
ガチャ
インターホンの音と同時に
マンションのオートロック自動ドアの
カギが解除された
ジョイ:そのまま部屋まで来れそう?
〇〇:うん、行くね〜
ジョイから送られてきた場所は
素敵な高層マンションで、
自動ドアを入るとそこはホテルみたいだった。
エレベーターに乗り、部屋の階を降りると、廊下の床がフワフワしたカーペットで、少し感動した。
〇〇:(ここも随分と高そうなマンションだな)
2005号室の前に付き再びインターホンを押した。
ガチャ
ジョイ:〇〇〜!韓国は楽しんでる?中にどうぞ〜
そう言って、私の手を取ってリビングへ連れて行ってくれた。
リビングに着くとそこには、沢山の洋服やバッグやアクセサリーが並び、スーツ姿の男女が挨拶をしてくれた。
〇〇:…何?これ?
ジョイ:欲しいものあったら、どうぞ!
〇〇:え!?
ジョイ:何かプレゼントしたかったんだけど、欲しいものが分からなかったし、いらないって言いそうだから、呼んだんだ!
こちらの方々は商社の人だよ。商品を持ってきてくれたの。
ニコッとしながらジョイはどれがいい?と、
キラキラした目で見てきた。
〇〇:嬉しいんだけど、本当にいいの?
ジョイ:うん!喜んで貰えるなら嬉しい!
僕も買い物するから、楽しもう(^^)
〇〇:うん、ありがとう!
そして、商社の人とも話しながら色々と商品を見た。
〇〇:どーしよ…ほとんど可愛い…
ジョイ:好きなだけ買っていいよ。
買ったもの多かったら、こっちに引っ越ししてきた時に持っていってあげるよ。
〇〇:いやいや、そんなに買わないよ!
ジョイ:いいよ(^^)遠慮しないで。
ほら、これとか可愛いじゃん。
〇〇:うん、それ可愛いと思った。
ジョイは私が可愛いと思ったバッグを選んだり、
普段着ないようなスタイルの洋服を提案してくれたり、それに合うアクセを一緒に選んだりしてくれた。
お姫様になった気分で、凄く楽しくてワクワクする時間だ。
商品を選び終え、商社の人が帰った後も、
買った物で部屋はキラキラしていた。
〇〇:こんなに買ってもらっちゃって…。本当にありがとう!ございます!
ジョイ:(笑)。楽しんでくれて嬉しいよ。
〇〇:お姫様になったみたい
ジョイ:〇〇はお姫様でしょ。僕やメンバーから愛されてるもんね(笑)
〇〇:(笑)
ジョイ:さぁ、ご飯食べに行こう〜!
マンションを後にすると、タクシーに乗って、
高級感の溢れるレストランに着いた。
〇〇:ねぇ、ここも凄く高そうだけど、ジョイどうしちゃったの?なんか、悪くなってきたよ。
ジョイ:気にしないで。どうもしないよ(笑)
ただ、韓国に住みたいな〜っ!て
気持ちにさせたいだけだから。
〇〇:私、チョロいからこんな事されたら住みたくなっちゃうよ(笑)
って言っても、ほぼ住むつもりで、旅行に来てるけどね。
ジョイ:(笑)。それなら良かったよ(^^)
そして、コース料理を堪能しながら
楽しい時間を過ごした。
〇〇:そういえば、仕事なんだけど、日本語翻訳と日本語の先生?やってみたいなって思ってるんだけど大丈夫かな?
ジョイ:うん!じゃあ、伝えておくね(^^)
〇〇:ありがとう!
ジョイ:2つも出来そうかな?先生の方は僕の知り合いだから、そんなにかしこまらなくていいからね(^^)
〇〇:うん。ありがとう。やってみたいと思ったから頑張るよ!
ジョイ:凄いね!もし辛かったりしたら教えてね。
〇〇:うん!
ブーブー(着信)
ジョイ:でなよ?
〇〇:ごめんね!じゃあ、ちょっと外にいってくるね!
ジョイ:はーい。
着信画面を見ると
スカイからの電話だった。
〇〇:もしもし?
スカイ:今どこにいるの?
〇〇:ジョイにご飯連れてきてもらってるよ。
スカイ:ふ〜ん、そうなんだ。
泊まってるホテル向かっていい?
〇〇:うん、大丈夫だけど、何時に行けるか分からないよ?
スカイ:なんで?まだ食べてないの?
〇〇:食べてる途中だよ?
スカイ:じゃあ、そんなに待たないでしょ
〇〇:…
スカイ:……いつでもいいからとりあえず、待ってるよ
〇〇:わかった〜。部屋〇〇〇号室だからフロントに言って先に入ってていいよ?私もホテルに連絡しておくね。
スカイ:うん、わかった〜。早く来てね〜。
〇〇:は〜い。またね。
スカイ:ばいばい〜
電話を切り
ホテルへ連絡して、
ジョイの元へ戻った。
ジョイ:電話大丈夫だった?
デザート持ってきてもらうね!
〇〇:スカイからだったよ。
ありがとう!
ジョイ:お?そうだったんだ。
なんだって?
〇〇:今から泊まってるホテルに来るって
ジョイ:そうなんだ!(笑)
じゃあ、僕も一緒に行こうかな。
〇〇:え!?
ジョイ:駄目かな?
〇〇:ううん、全然いいんだけど、珍しいなって思って。
ジョイ:そうかな?
〇〇:うん。
ジョイ:スカイ怒るかな。
〇〇:大丈夫じゃないかな!
そして、私達はデザートを堪能して
タクシーでホテルへ向かった。
つづく
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