続・韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 #072 薄情な心の内
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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m
それを見てみんな驚いた。
ジョイ:どうしたの!?ラビ:ジョイ何かしたの!?
ジョイ:してない、してない。
〇〇、大丈夫?
僕達責めてるわけじゃないよ?
言い遅れたね。おめでとう、ラビと幸せになってね。
何で涙が流れるんだろう。
どうして?嬉しいのに。。。
アルマ:ラビ!相談がある!
〇〇は今まで通り、僕達に預けてくれ!
私の涙を隠すように、場の雰囲気を盛り上げる為に冗談っぽく、だけど本気の事をアルマは発した。
ラビ:ヒョン、今それ言いますか(笑)?
〇〇:(泣笑)
ジョイ:あ、じゃあこの鍵はまだ持っておこうかな♪
私の手から鍵をジョイは取っていった。
ラビはジョイの手を掴んで、駄目だと言い、
鍵はラビの元へ渡った。
スカイ:( ´Д`)=3
そうこう一悶着していると、疲れ切ったジュンスさんがやってきた。
なんと、ヒナとキラも一緒に来てくれた。
〇〇:ジュンスさん、今回のことすみません。。
ジュンス:いえいえ、こちらこそすみません。
とりあえず、グループ活動休止は免れたので安心して下さい。
それとラビ、これからスケジュールかなり入ったからよろしく。
他のみんなも忙しくなります!
ラビ:はい、大丈夫です。
ジュンスさんありがとうございます。
ジュンスさんはビックリした顔をしながら話した。
ジュンス:……………。
お前の事、正直かなり怒ろうと思ってたけど、、、
なんかもう、どうでもよくなったわ…。
本当に別人みたいになったな。
ラビ:〇〇のお陰です。
僕が迷惑かけたのは分かっています。
なので、ちゃんと恩をお返しします。
メンバーにもちゃんと。
じゃないと、〇〇の彼氏失格なので。
そこにいたラビ以外の全員が、驚きを隠せない雰囲気になった。
ヒナ:ぉおぉおぉおぉおお!?
大分言うようになったねぇ!?
本当に大丈夫なの!?
〇〇の前だからって格好つけてない!?
てか、〇〇を大切に出来るのか!?
ヒナは吹っかけるような口調で、ラビに近づいた。
ラビ:ヤンキーコワイヨデス…
ヒナ:ぉお!?話しそらすなよ!?
ラビ:ヒナちゃん、安心して任せて。
僕は〇〇を幸せにするよ。
冷静なラビの受け答えに、ヒナは再びビックリした。
ヒナ:そ、そこまで言うなら…まぁ…信じるよ…少しね。
ラビはこちらを向いてニコッとVサインをした。
その表情はとても嬉しそうで、私もつられて微笑んだ。
キラ:おぉ〜、お熱いね〜!
ラビ:じゃあ………僕達はこのまま帰ります!
全員:ぇぇえええ!?
ジョイ:行かせないよ!?(笑)
アルマ:話しできてないんだけど…
スカイ:( ´Д`)=3
ラビは私の手首を勢いよく引っ張り、
私をお店の外へ連れ出そうと入り口まで急いだ。
途中、後ろを振り返るとヒナがみんなに何か話していた。
それから、ジョイと目があった。
ファイテンポーズをして穏やかに笑っていた。
スカイは相変わらず不機嫌そうに、ため息をしていた。ただ、いつもは目が合うけれど、下を向いていた。
アルマは何かを伝えたそうにし、連絡をするねという合図をスマホを使って伝えていた。
そして、このままラビと帰れるのかなと思ったらジュンスさんに引き止められた。
ジュンス:すみません、、、。
今日は2人にするなと、社長命令が出ていますので(汗)このままみんなで、誰かの家に移動するか私も一緒に同行します(-.-;)
ジュンスさんはラビを見れないでいるのか、ひたすら私に向かって話した。
ラビ:…………社長からは、それだけ?
ジュンス:はい…。
ラビ:ま、嫌だけど…無理矢理引き剥がされなかっただけ、上出来だね。
〇〇、二人きりはお楽しみにしよう。
今日はあそこにいる機嫌が悪い人と、何か話したい人と、無理に笑っている人と交じろうか。
〇〇:うん。
それからみんなで、ヒナとキラの家(前に住んでいた所)に移動した。
途中で、明日はオフになったとジュンスさんから伝えられ(それ以降は怒涛の忙しさ)、車の中で徐々にみんな酔い始めていた。
そこで、アルマが私に対して言った。
アルマ:〇〇!(謎に手を上げて言ってきた)
なんで、こいつなの?僕のが〇〇を大切にできるのに。
ジョイ:ヒョン(笑)ちょっと、飲むペースを考えて下さい。
アルマ:酔ってない!ただ、もうこの機会じゃないと話せないと思って。
僕はもう、〇〇と田中さんの件が落ち着いたら付き合うと思っていたのに…。
ラビ:今でも思ってるから、手を出したんじゃないんですか?
可笑しい。
なんて、可笑しいのだろう。
そんな心が私の中で騒いだ。
これは私も久しぶりに感情が高ぶって、お酒をいつもより呑んでいるからだろうか。
〇〇:…………ふふふふ。
はははははは。
何かが、壊れた。
それは突然で、ヒナでさえ口を開けて呆然と私をみていた。
ラビ:どうしたの?
大丈夫?気持ち悪い?
飲み過ぎた?
〇〇:ふふふふふ。
下を向きながら変に笑う私の背中を、ラビは優しくさすってくれた。
〇〇:馬鹿みたい。。。はははははは。
ラビとアルマは私を何だと思ってるの?
彼女?都合の良い女?セフレ?簡単な女?
2人の何かの競争の何か?
ラビ:そんなんじゃないことくらい、分かるでしょ?どうしちゃったの?
〇〇:アルマとの事があったのに、そんな風によく見れるね私のこと。
車内が静まりかえった。
〇〇:…………。
酷い女でごめんなさい。
私、ラビと付き合ってて幸せなのに、
何やってたんだろう…。
お酒のせいだろうか、、、。
色んな感情が爆発して湧いてきて、それを口にだしてしまう。
アルマ:違う…。
僕がいけなかったんだよ。
ラビと付き合ったって社長から聞いて、
別れさせるって約束したんだ。
グループを守るためって建前の嘘をついて。。。
結局、〇〇を僕のものにしたかっただけだけど…。
ラビ:僕が別れると思いますか?
アルマ:………。
ラビ:ヒョンは〇〇を甘く見すぎですよ。
僕の彼女は寂しがりやです。
すぐ、隣の人に色気を使います。
けれど、僕が大好きになりました。
だから、何をしても〇〇の中には僕が頭にいます。それだけで、いいんです。
ラビはお酒を飲みながら、みんなに向けて勝ち誇ったような笑顔を向けた。
キラ:ヒ、ヒュゥウウウ〜。
またまたやるネェ〜!
キラが遠慮がちに場を少し盛り上げようとして、言った。
いつもなら、アルマはそれに乗っかるような悪ふざけを言うのだが、今回は真顔で言った。
アルマ:………じゃあ、それを証明させてもらおうかな。お前が今後どれだけ、〇〇を寂しくさせるのか楽しみにしているよ。
月明かりに照らされる中、アルマとラビは睨み合った。
スカイ:( ´Д`)=3
〇〇:そんなに、こんな私がいいの?(笑)ヒック
いくらでもあげるよ、体なら(笑)
前の席にいた、ヒナが私の頬にビンタをした。
つづく
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