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#004 逆戻

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#004 逆戻

 

 

 

アルマは私の部屋に入るとすぐ
謝ってきた。
 

アルマ:ごめん。

〇〇:???

アルマ:何も出来なくて、ごめん。
何もしてあげられなくて、ごめんね。

〇〇:え?全然気にしてないよ?

アルマ:分かってるけど…。

〇〇:(笑)

アルマ:!!なんで笑ってるの?

〇〇:だって、、、
もしかして、元気なさそうなのは、
私のせいだった?(笑)

アルマ:……

〇〇:(笑)

アルマ:笑わないでよ。。。
不安だったんだ。もし、このまま〇〇が
僕のこと忘れてしまって、もう会えなかったらって。

〇〇:戻ってきたよ?

アルマ:うん。

〇〇:だから、もう自分を責めないでね。
てか、アルマは何も悪くないよ?
それよりさ、戻ってきた私をどうする?

アルマ:!………
 
 
アルマと暫く目が合った。
 
 
アルマ:や、やぁ!なんだ!?
会ってない間に口が達者になってないか!?
 
 
そう言いながら、
私が持っていたお酒のグラスを取り上げ、
一気に飲み干した。

 
 
〇〇:……私に他に言いたいことないの?

アルマ:沢山あるよ?
でも…。

〇〇:言っていいよ?全部。
謝りたかったけど、怒ってもいるんでしょ?
何も言わないで消えて。

アルマ:うん。正直、酷いと思った。
でもこうやってまた会えて、もう、
どうでも良くなってきて……。
今はただ、嬉しい。

〇〇:そっかぁ〜。。。
じゃあさ、これからアルマは何がしたい?
 
アルマ:これから?今?

〇〇:今も明日も明後日も、それからも。

アルマ:〇〇と?

〇〇:うん。みんなとも。

アルマ:うーんと……。
そうだな……。
ゲームもしたいし、
料理もしたいし、
遊園地も行きたいし、
旅行も行きたいな。
 
〇〇:じゃあ、全部やろう!!!

アルマ:そうだね。
なんか、最近仕事して、
寝て、
仕事して、
寝て、
そんな生活だったから……。
考えてみれば、
やりたいことあったね。
 
 

そう言い、
少し微笑んだアルマを見て安心した。
 
 
 
なんだか、
会わない期間に
画面越しで見ていたアルマは
元気が空回りしすぎていて、
不安に感じたから。
 
 
 
あの日、私を救ってくれた
笑顔とは違う笑い方だったから。
 
 
もし、私の勝手な行動が
今のあなたを作ってしまったならば、
謝るのは私の方だよ。
 
 
 
 
 
〇〇:結構やりたいことあるね(笑)

アルマ:お?なんだその言い方!
それにしても、〇〇僕のこと見過ぎじゃない?(笑)やっぱり日本にいても自分ほどの
イケメンはいないから、見ちゃう?

〇〇:プッ(笑)変わらないなぁ〜(笑)

アルマ:(笑)
そういえば、お酒ないね!

〇〇:さっきアルマが飲んじゃったからね!

アルマ:じゃあ、アルコールをアンコールしてこなきゃね!
 
〇〇:…ねぇㅋㅋㅋㅋㅋㅋ

アルマ:(大声で)アルコールをアンコール!

〇〇:ねぇ、やめて?ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ
 
 
 
そうして、私達は自然に手を繋ぎ、
お酒を取りに部屋を出ようとした。
 
 
ふと、視線に気付きアルマを見ると、
そのまま私の唇を奪った。
 
 
前と変わらない、その優しい口付けに
泣きそうになる。
 
 
 
 

 
唇を重ねながらアルマは私の腰に
腕を回し抱き寄せた。
 
 
 
 

 
 
その時、近くで声がした。
 
 
 
 
 

ジョイ:アルコールのアンコール持ってきましたよ〜
 
 
そう言いながら、ジョイは部屋の扉を
開け、私達と目が合った。
 
 

 
ジョイ:………やぁ、お邪魔しま〜すぅ〜…
 
 
私とアルマは咄嗟に離れた。
 

ジョイ:お取り込み中だった…かな?
あれ!僕、失恋してる?
〇〇?アルマヒョンと……
 
 

ジョイはジッと私の目を見る。
 
 
〇〇:……
 
 
ジョイ:ヒョン、僕〇〇と話したいです。

アルマ:僕も途中なんだけど?

ジョイ:すぐに終わりますから。

アルマ:駄目だ。お酒だけ置いて出てって?

ジョイ:嫌です。
 
 
場の空気と、平行線な会話に思わず
口を出してしまう。
 
 
〇〇:あのさ…、ゲーム持ってこようか?
 
アルマ、ジョイ:……

 
〇〇:皆んなでやろうよ!
 
アルマ:いいよ。僕が持ってくるから、
ジョイと話してな。
 
 
そうして、アルマは部屋を出ていった。
 
 
つづく

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