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#053 忘れない想い

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#053 忘れない想い

 

 

 

今まで雨なんて印象にないのに、
ホテルの道は土砂降りになった。
 
 
まるで、主人公になった
気分で雨に濡れた。
 
 
だが、
 
 
 

ただ、ただ寒かっただけだった。。。
 
 
 
 
ホテルにチェックインし、
また部屋の静寂に押しつぶされそうな感覚がした。
 
 
 
急いでスマホを手にするが、
連絡する人がいなかった……。
 
 
いつもは、忙しくしているスマホだったのに。。。
 
 
ホテルのテレビを意味なくつけ、
何とか気持ちを切り替えた。
 
 
そして、お風呂に入り
そのまま、帰国の朝を迎えた。
 
 
 
 ゚・:.。..。.:・゚
 
゚・:.。..。.:・゚

 ゚・:.。..。.:・゚

゚・:.。..。.:・゚
 
☆゚+.  ゚+.☆ 
 
 
 

ゆうこさんとひまりが私を迎えに来てくれた。
 
 
 
ゆうこ:おはよう。あの子達凄いわね…。

〇〇:おはようございます。どうかしましたか?

ゆうこ:連絡あの子達ととってないんでしょ?
私にまで連絡きましたよ(笑)
会う時間と場所しつこく聞かれました(笑)

ひまり:俺も(笑)

〇〇:ははは(笑)らしいです(笑)
 
ゆうこ:嬉しそうな顔しちゃって〜!(笑)
もう、無理しないで連絡とればいいのに!

〇〇:でもそれじゃあ…

ゆうこ:まぁ、それで離れるようじゃ、
何も縁がなかったってことね!!
 
 
 
そう言い、私にデコピンして車に入った。
 
 
それに続き、私も車に乗り込もうとすると、
ひまりに引き止められた。
 
 
 
ひまり:本当に大丈夫なのか?

〇〇:?うん。

ひまり:寂しくなったら、いつでも連絡してね

〇〇:何言ってるの(笑)
友達の好きな男と連絡とるほど、落ちぶれないわ。
 
そう言うと、ひまりは少し安心したような顔を
見せた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

空港に着くと、ちらほらと、カメラを構えてる人達が見えた。
 
 
 
ゆうこさんは、私が鈴木さんに撮られた服装の服を車内で着替えてくれた。
 
 
そのためか、ゆうこさんに対する視線が凄く集中し、撮られていた。私は本当にひまりの付人みたいな影の存在になった。
 
 
 
ありがたかった。
 
 
 
 
それと同時に堂々と写真に撮られていたり、
ファンと思われる方から中傷されるのを流したりする姿のゆうこさんを見て、尊敬した。
 
 
 
ひまりも同時に色々な記者に謝罪をしていた。
 
 
 
 

思っていたより、
ドタバタな帰国になり、
逆に助かったりもした。
 
 
 
帰国ロビーにつくと、あかりさんが足早に私に近づいてきた。
 
 
 
あかり:行きますよ(^^)

〇〇:え!?どこにですか!?

ひまり:〇〇の知り合い?

〇〇:うん

あかり:〇〇さんはここで私が預かっても良いですか?

ひまり:………何故ですか?

あかり:これ以上、ひまりさんといると嫉妬する輩がいるんですよ(^^)
 
 
 
 
ひまりは何かを察し、
私の頭を撫でながら、あかりさんの方へ
私を渡した。
 
 
 
 
ひまり:…俺が言う事じゃないけど…頑張れよ。

〇〇:うん。ありがとう。
 
 
 
そして、あかりさんは私を連れ出した。
 
 
 
 
 
 
 
あかりさんの車に乗りると、
普通に何処まで帰る予定だったのか聞いてきた。
 
 
 
実家までと伝えると、あかりさんは
実家まで送ってくれた。
 
 
 
あかり:そうしないと怒る人がいるから(笑)

〇〇:すみません。ありがとうございます。

あかり:さっきも急にごめんね。
一刻も早くひまりから離すようにお願いされちゃって。。。

〇〇:いえ、こちらこそ、すみません。。。
 
 
 
 
あかりさんはそれ以上は何も触れず、
韓国で流行ってるご飯やファッションの事で
盛り上がった。
 
 
 
 
そして、最後に1言、
 
 
 
あかり:みんなはこれくらいの事で壊れたりしないグループだから、自分を責めないでね。
何かあったら連絡してね。
それと、、、スカイはきっとずっと待ってるよ…。
 
 
〇〇:はい、、ありがとうございます。
 
 
帰ってから荷物をみると、
見知らぬ写真アルバムが入っていた。
 
 
どれも全部幸せに見えた。
 
 
ありがとう。大切にするね。
 
 
………………………

………………………
 
 ☆∴。 *
 ・゚*。★・
  ・ *゚。   *
  ・ ゚。・゚★。    ☆゚・。°. ゚
*  ゚。·・。 ゚
   ゚ *.。☆。★ ・
  * ☆ 。・゚*.。
    * ★ ゚・。 * 。
    ・  ゚☆ 。

あれから2年が過ぎた。
 
 
 
☆∴。 *
 ・゚*。★・
  ・ *゚。   *
  ・ ゚。・゚★。    ☆゚・。°. ゚
*  ゚。·・。 ゚
   ゚ *.。☆。★ ・
  * ☆ 。・゚*.。
    * ★ ゚・。 * 。
    ・  ゚☆ 。
 
 

騒動とは裏腹にみんなの活躍は、もっと凄いものに
なっていた。

私は日本にいながら、彼らを応援していた。
1ファンとして。 
 
連絡はあれからとっていない。
 

 
 
 
帰国後、ジュンスさんとは仕事関連で連絡は
取り続けていた。
 
 
もちろんみんなには内密に。
 
 
 
今現在の主な仕事は、
練習生に韓国語や日本語を教える事だ。
 
 

 
練習生でLunaに憧れている人は少なくなく、
話題になる事は多かった。
 
 

色んな場面でメンバーの事を知れたり、
遠い場所で寄り添ったりできている。
 
 
この場所がとても居心地が良い。
 

忘れたくはない人達の側にいれるような感じがした。

 
 
ジュンスさんには心から感謝をしている。

 
 
 
 
ゆうこさんともあれから仲良くなり、
連絡を取り合う仲になった。
 
 
騒動後、ゆうこさんは自信をインスタやユーチューブで発信し、最初は誹謗中傷が凄かったが、今ではファンが沢山いるメイクさん兼、美容系インフルエンサーになっていた。
 
 
 
 
ヒナとは連絡を頻繁にとりあっていて、
メンバーの誰々が〜や、キラとの惚気話を
話してくれた。

 
その中でふとヒナが、
鈴木さんが自殺未遂をしたと
語った日があった。
 
 
ヒナはそんな事をした
鈴木さんが本当にムカつく!と言ってはいたが、
私は鈴木さんに心の中で謝っていた。

 
あのときにちゃんと向き合っていれば、
こんな事にはなってなかったのかな…。
 
 
 
 

周りはどんどん進んでいるように見えた。
 
  
 
 
 
 
 
私は?
 
 
 
 
 
 
止まりたい季節にいて、いいのだろうか。
 
 
 
 
自分だけを守るのを、そろそろ
辞めなくちゃいけないのかな。
 
 
 
2年前は当たり前に連絡がきていたから、
気にもとめなかったメンバーのSNSからは、
たまにお揃いのものが映る。
 
 
そのたびに、会いたいと思ってしまう。

 
 
また、傷付け、迷惑をかけるかもしれない。
 
 
それでも、ずっと変らないこの感情の処理に
困る日が多くなった。
 
 
そんな時にヒナから、そろそろ韓国に遊びに来れないかな?と連絡があった。
 
 
 
いつもは断っていたが、行くことに決めたよ。
 

私も伝えなくちゃ。
 
 
ごめんね。
 
 
簡単に
 
好きだよ、愛してるよが

言えなくて、今更気づいたのに。

さよならが言いたくなくて、
逃げたのに。
 
 
まだ間に合うかな?
 
 

つづく

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