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続・韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 #068 his story

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続・韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 #068 his story

 


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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m

名前変換


 

 

何ヶ月ぶりだろうか。
 
 
彼の家は。
 
  
踏み入れた瞬間に、
後悔の波が押し寄せてくる。
 
 
 
出迎えてくれる彼の笑顔が、
期待していた以上に優しくて、
嬉しくて、安心するから。
 
 
 

ラビ:会いたかったよ、僕のハニ
 
〇〇:うん、私も…
 
 
 

彼に促された先のキッチンテーブルには
お洒落な料理が並べられていた。
 
 
 
〇〇:すごい…。これ、どうしたの?
 
ラビ:知り合いのシェフに作ってもらったんだ!どう?
 
〇〇:わぁ、ありがとう。
 
ラビ:食べながら、色々話そう?
〇〇の好きなワインもあるよ!
 
〇〇:ありがとう。
 
 
 
 
お互い何かを言いたげな表情で、
乾杯する。
 
 
 
 
だが、彼は私と目が合うとニコッと笑うだけで、何も言わなかった。
 
 
 
〇〇:…やっと会えたね。
嬉しい。
 
ラビ:寂しかった?
 
〇〇:うん。
 
 
 
一瞬冷たい沈黙を感じた。
 
 
 
 
ラビ:僕も寂しかった。
 
〇〇:ラビは寂しい時に何してるの?
 
ラビ:ん?好きな音楽をかけて、お酒のんで〜、美味しいもの食べて〜〜、少し夜の空気や朝方の空気を吸うかな〜〜
 
〇〇:普段とあまり変わらないね(笑)
 
ラビ:〇〇は?どうしてるの?
 
〇〇:私はスケッチか日記をつけるかな。この感情を何かに残したくて。
 
ラビ:おぉ〜、いいね。
僕もやってみよう。
でも…………
 
〇〇:?。
 
ラビ:でもぉ〜、、本当に寂しかった?
 
 
 
真っ直ぐに見る彼の目線に、
胸が締め付けられる。
 
 
 
〇〇:………。
 
ラビ:僕が連絡みれること、忘れちゃったのかな?
 
〇〇:ん?え?忘れてないよ?
(アルマと怪しいやりとりみたいなのはしてないハズだけど…)
 
ラビ:フフフ…。
思い出さなくても、考えても分からないよ。
〇〇には。
 
〇〇:え?どうして?
 
ラビ:僕にしか分からない事だから。
 
〇〇:…何を言いたいの?
 
ラビ:いくら社長からと言われても、
アルマヒョンと仲良くしすぎだよね。
〇〇だって、自覚してるでしょ?
 
〇〇:………うん…ごめん…
 
ラビ:謝らないで。
最低だよ、〇〇は。
 
〇〇:分かってる。
 
ラビ:僕に止めてほしかった?
 
〇〇:…………
 
ラビ:僕は嫌だとあたりまえに思えるよね?
 
〇〇:うん、ごめんなさい。
 
ラビ:ランとずっと、いたのが悪かった?
でも社長に言われたんだから、お互い様だよね。僕は、そこまで仲良くしてないよ。
 
〇〇:うん…。
 
ラビ:それで………。
はぁ〜(ため息)。〇〇はどうしたい?
僕と別れてアルマヒョンの所にいく?
 
〇〇:…………
 
ラビ:……………。
もし、『はい』って返事をもらっても僕は別れないよ。でもこれからは、アルマヒョンにもう隙を見せないで。
分かった?
 
〇〇:…………。
 
 
 

言葉が喉につかえて出てこなく、
コクコクと頷くことしかできない。。。
 
 

溢れ出る涙の意味は………
 
自分でも理解できない感情だった。
 
 
 
ラビに振られなかった安心感なのか、
アルマと距離を置かなければいけない不安感なのか………。
 
 
 
そんな私を見て、ラビは「泣かないで?」と、言い近づいて涙をふいてくれた。
 
 
 
涙でモザイクがかかっていたラビの顔が鮮明になる。
 
 
 
その瞬間、息が止まる。
 
 
 
優しい声とは裏腹に、真顔でこちらを見ていたからだ。
 
 
 
そして、憎悪を吐き出すような、
醜いものをみるような表情で言った。
 
 
 
ラビ:やっと、スカイの気持ち理解した?
 
 
 
 
頭を何かで殴られたような衝撃が走った。
 
 
 
全ての彼の行動が、やっと腑に落ちたからだ。
 
 
 
 
〇〇:…………。…この感情を分からせたくて、色々と手を回したの?
私のことが好きじゃなくて、スカイの事情を分からせたかったの?
 
ラビ:いや、好きだよ。
でも、スカイの事も分かってあげてほしかったんだ。〇〇はスカイを今の〇〇の感情のまま、1人にしたでしょ?
 
 
 

そうだ…………。
 
私は今、ラビに振られていたら、きっと辛い。
 
ましてや、色んな事情も話さなかったスカイはもっと孤独感を感じただろう…。
そして、悔しかったよね…。 
 
 
 
〇〇:…………。乗り越えたスカイは凄いね。
 
ラビ:うん、そうだよ。凄いよ。
まぁ、、乗り越えて?な感じだけど。
 
〇〇:いるねぇ(笑)まだ近くに(笑)
だけど、それならクラブで見た時に説明してほしかった。。。そしたら、、、
 
 
 
その言葉の先はラビに失礼な気がして、
お酒を飲んでごまかした。
 
 

 
ラビ:そしたら、僕をみてくれなかったでしょ?だから、いいんだよ。
でも、スカイにはこれからもう少し優しくしてあげて?
 
〇〇:うん。
 
ラビ:僕は〇〇のこと、その何倍も優しくするから。
 
〇〇:もう充分だよ。
 
ラビ:あ、でも、アルマヒョンは別ね。
優しくしなくてもいい。
 
〇〇:うん。でもどうして?
 
ラビ:……ヒョンは社長側な気がするから。
分かった?
 
〇〇:??。うん。
 
ラビ:じゃあ、久しぶりに僕達癒やされなきゃね。
 
 
 
 
 
私を一旦立ち上がらせ、膝の上に座らせる。
 
 
そして、ご飯を食べさせ合ったり、
何度もキスをした。
 
 
いつも触れたいと思っていた感触が、
叶って幸せを感じてしまう。
 
 
ずっとこれを感じていたい。
 
 
 

もっと欲しくなる。
 
 
 

ラビ:〇〇は本当は欲しがりだったんだね?
 
〇〇:だめ?
 
ラビ:ううん、本当の〇〇に触れた気がして嬉しい。いつも、壁があった気がしていたから。
 
〇〇:前までは、怖かったから………少し
 
ラビ:でも今は凄くいいでしょ?僕。
〇〇の為に沢山変わったんだよ。
褒めてくれる?
 
〇〇:うん、ありがとう。
 
 
 
お互い深い愛情で、結ばれた気がした。
 
 
。゚゚・。・゚゚。
゚。🖤 。゚
 ゚・。・゚
。゚゚・。・゚゚。
゚。♥ 。゚
 ゚・。・゚
。゚゚・。・゚゚。
゚。🖤 。゚
 ゚・。・゚
 
 
つづく

 

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