#047 会議〜前編〜
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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m
ジュンス:じゃあ、まぁ、分かってると思うけど…
これからの方針を話し合おうね。
室内はピリッとした空気が流れていた。
ジュンス:まず、流出した画像はこの2枚で、
アルマと〇〇さんが2人で向き合って話しているものと、
〇〇さんがスカイの頭を撫でているものだね。
ラビ:どっちも最近だし、事務所だよね?
犯人は分かってるの?
アルマ:それについては…分かってる。
僕が止められなかったんだ…。ごめん。。。 ジュンス:アルマからは以前からこのことについては、
報告されていたんだ。
こっちも何とかしようと思ったけど、
最悪の事態になって、本当に申し訳ない。。。 キラ:誰なの?写真流した人は? ジュンス:うちの練習生なんだ。 キラ:はえ〜。まじか。 ジュンス:とりあえず、今事務所の上層部でも
別で会議は開かれているんだけど、
なるべくメンバーの意見を聞きたいとのことなんだ。
〇〇さんに関しては、幸い顔があまり分からないような角度だから、
スタッフということで発表しようと思っているんだけど、どうかな?
みんなが、こちらを見ている。
〇〇:…ご迷惑おかけしてすみません。
私はメンバーや事務所の意向に賛同しますので。
ヒナ:その前に、アルマからもっと話し聞きたいです。
流出した人とアルマは知り合いなの?
〇〇をスタッフから外さないと写真を週刊誌に売るって言われて…。
それは止めてもらいたいって話していたんだけど、
売らない変わりに色々と要求されてしまって…。
僕が答えられていたら、こんなことにならなかったんだけど…。
本当にごめんなさい。 〇〇:アルマが謝ることじゃないと思う。
私も軽率だったし…。 ジョイ:多分鈴木さんはアルマヒョンが好きだから、
ヒョンの好きな人の〇〇があまり良く思わなかったんだよね?
でも、どうしてこんな事したんだろ?
ヒナ:女の子は恋愛しちゃうと周り見えなくなる事あるから…。
で、鈴木さんは?
他にも写真持っていたから、この際、
好きな人ですって公表して
世間の地雷を踏んでみようかと考えてる。 ラビ:ヒョン!僕も同じ事考えていました。
僕が〇〇と付き合ってて、
メンバーとも仲がいいだけですって公表しようかと… スカイ:それだったら、僕が! ジョイ:僕にしない?
ヒナ:ハイハイ!!会議中です!(怒
ジュンス:……まぁ、これから週刊誌やネットに
流出すると考えて、仲良いスタッフの1人ってことで公表しようと考えてはいるんだけど、
これからの写真に〇〇さんの顔がハッキリ分かるものが出てくると思います。
なので、今後はメンバーと同行は暫く出来ないと考えてください。 〇〇:はい。
トントン
女の人:失礼します。。。
全員:???
会議室内の空気がまたよく分からない、
雰囲気に変わった。
ぐにゃりとする空気だ。
ジュンスさんが誰が来たかを確かめようと、
会議室の扉に手をかけた。
その瞬間、外から凄い勢いで
扉が開かれた。
ラン:鈴木さん!
ランさんの怒鳴り声が響いた。
鈴木さんは勢いよく会議室へ
入って来て、言った。
鈴木:ここ最近、先輩達の行動を見ていたんですけど、
みなさん本当にアイドルですか?
スタッフに手を出して。
しかも、スタッフの〇〇さんは何股ですか?
先輩達は知ってますか?〇〇さんは誰これ構わず
色気を使ってます。
〇〇さんはクビにするべきです!
グループ壊されますよ?
鈴木さんが勢いよく話している間、
後から練習生達が次々と会議室へ入って来た。
そこにはカメラをまわしてる人もいた。
全員:……
ジュンス:誤解が色々と混じっています。
まず、皆さん落ち着いて下さい。
それから、カメラは切って下さい。
ラン:ジュンスさんすみません。
鈴木さんと連絡ついて、事務所に来たんですが、
止められなくて…。
鈴木さんを連れてきてくれて、
ありがとうございます。
それから、みなさん、
一旦会議室から出てくれますか?
方針が決定したら、報告します。
練習生1:もちろん、事務所等にも影響ないようにしてもらえますよね?
練習生2:先輩達のせいで、事務所の信頼傷ついて、
私達の将来消さないでくださいね?
練習生3:その人はそんなに事務所にとっても
大切な人なんですか?私達よりも?
鈴木:ファンのことも考えて下さいね?
そんな尻軽とお付き合いしてるなんて、
失望の他でもないですよ。
ヒナ:はぁ!?怒
鈴木:…あなたは誰ですか?
ヒナ:〇〇の親友だけど?
ますますアルマに嫌われる事して、
事務所に迷惑かけて、あなたは何がしたいの?
鈴木:ッッッ。。。
私は先輩達に目を覚ましてもらいたいんです!
一旦別の場所というか、練習して下さい。
こんな事してる場合じゃないですよ?
そう言い、ジュンスさんはみんなを
外へ出して、会議室へ戻ってきた。
ジュンス:さて、続きを始めましょう。
メンバー:……
先程の練習生達の訴えが、
相当応えたのか、全員明らかに考えこんで
しまった。
ヒナ:なんなの?鈴木さんって人。
頭おかしいの?あなたが事務所を
危険にしてるんじゃない!
ただの嫉妬でしょ?
本当にありえない!!怒
キラ:ヒナ、落ち着こう?
練習生もきっと必死なんだよ。
鈴木さんは…よく分からないけど…
ジュンス:鈴木さんは多分ですが、
ほぼ全員と〇〇さんとの2ショット写真を
持っていると思われます。
それが、週刊誌に渡れば、恐らく
鈴木さんのような考えを抱く人が大多数だと思います。
週刊誌に渡れば記事公表になる前に、
こちらに連絡は来ると思いますが、
別の情報を提供するか、その他の方法で
考えなくてはなりません。
ヒナ:そのまま週刊誌には
公表しないってことですか?
これ以上ネットに流出したら
どうなるんですか?
あと、〇〇は誰に守って貰えばいいんですか?
さっきのみんなはありえない!
黙って聞いてるだけ!?怒
それよりメンバーが1番ダメージないようにしたいです。
私がスタッフなのに、みんなに色目を使っていたって事で丸く収まるなら、
それがいいと思います。
キラ:あのさ、週刊誌には僕とヒナの情報を
渡して、他の写真は出さないって
約束には出来ないかな?
ヒナには申し訳ないけど。 ジュンス:う〜ん、みんな〇〇さんに注目しちゃってるから、
ヒナさんに注意が分散されて、
ヒナさんの友達でそこからスタッフへ〜、
メンバーと仲良いって感じで自然に話は持っていけるけど、
メンバーはもう〇〇さんと関われないと思うかな…。
ラビ:…やっぱり、僕と付き合ってる事にして、
メンバーとも仲良いって方向にもっていくのが
良いと思う。
アルマ、ジョイ、スカイ:それだったら僕で キラ、ヒナ、ジュンス:(深いため息〜
トントン
また会議室の扉がたたかれた。
全員が次は誰がくるのか?と、
恐る恐る会議室の入口をみた。
ゆっくりと扉が開かれ、
緊張感が漂う会議室の空気の中へ、
ひまりが会議室に入って来た。
つづく
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