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続・韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 #083 向こう側

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続・韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 #083 向こう側


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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m

名前変換


思わぬ訪問者に戸惑った。
 
 
 
インターフォン越しに話をする。
 
 
 
〇〇:どうしたの?
 
アルマ:ちゃんとラビからの許可はもらっているから、中にいれてくれるかな?
 
 
ほら!っていいながら、ラビとやりとりした画面を見せてくれた。
 
 
 
〇〇:…………ヒナ呼ぶならいいって来てるけど?
隣にいるのジョイじゃない?
 
ジョイ:ちゃんとヒナちゃん呼んであるよ〜!後で来るって。だから心配しないでね?
僕もラビからokもらったよ(^^)
 
 
 
(どうして、私に連絡くれないのだろう?)
 
 
 
そう思った気持ちのまま、彼等を家へ迎え入れた。
 
 
 
落ち込んだ空気の私に、アルマはゆっくりと話し始めた。
 
 
 
アルマ:〇〇が気にしてることは、深く考えなくて大丈夫だよ。
あいつは今、本当に忙しくしてるんだ。
 
〇〇:うん、そうだよね。
 
アルマ:そう。僕達の分まで仕事を引き受けてくれるくらいに頑張っているよ。
だから、僕達は今日ここに来るまでに結構悩んだけど、〇〇も心配だったし、ラビに今日の変な手紙の事を説明してここへ来た。
 
〇〇:ラビに言ったの?
 
アルマ:うん、ごめんね。
でもそうしないといけない気がして。。。
〇〇に聞かずにラビに伝えてごめん。
 
ジョイ:それの事なんだけど、僕も聞いて驚いたんだけど心当たりはないんだって?
 
〇〇:うん。
 
アルマ:社長が見つけてくれるみたいだから、そこは任せていいと思うよ。
 
〇〇:そうなんだ。
社長の嫌がらせかな、なんて思っちゃったけど違うのか。
 
アルマ:流石にそこまで陰湿な人じゃないと思うよ。
 
ジョイ:そうだね。
〇〇、辛かったね?
好きそうなお酒とご飯買ってきたから、遅くなっちゃったけど食べよう?
 
〇〇:うん、ありがとう。
 
アルマ:お?僕のお金で買ってきたんだけど?
 
〇〇:(笑)アルマもありがとう。
 
 
 
ご飯をたべている間、しきりにスマホを気にする私に2人は言った。
 
 
 
アルマ:え〜、〇〇が気にしている彼氏は本当に忙しくしてるから心配しないでね?
 
ジョイ:僕達も〇〇が不安になるような事はしないから、安心して。
 
〇〇:うん。でも…またランさんといるんじゃない?
 
ジョイ:そうだけど、大丈夫だから。
あいつを信じて。
 
〇〇:うん…。
 
ジョイ:納得してない(笑)
 
〇〇:だって、少しくらい連絡してくれてもよくない?
 
アルマ:そうやって、あいつの事考えてあげてよ。
 
 
 
 
そんなアルマをジョイは優しい目で見ていた。
 
 
 
〇〇:みんなして、急にどうしたの?
何か変わった?
 
アルマ:あいつの努力を間近でみてるからね。
 
ジョイ:そうだね〜。
 
〇〇:私には何も分からないのに…。
 
ジョイ:そのうち分かるから!
 
〇〇:ふ〜ん…………。
 
 
 
ムスッとした私に、2人はお酒をすすめる。
 
 
 
そして、ヒナが来てくれた。
 
 
 
ヒナ:ごめんね〜!遅くなっちゃった〜!
 
〇〇:お疲れ様〜!
 
ヒナ:あ、〇〇!聞いたよ!
ラビ!頑張ってるみたいね!?
 
〇〇:…何を?
 
 
 
2人は慌ててヒナの口を抑えて、話を遮った。
 
 
 
ジョイ:あわあわあわあわあ。
 
 
何かある事は察したけれど、
3人とも上手く流すので、それ以上は追求しなかった。
 
 
ヒナが来たこともあり、緊張が溶けたのか、ラビの不満を聞いてもらった。
 
 
 
〇〇:なんで、あんなにランさんといるの?
しかも連絡少しもしてくれないんだよ???
今日!もう(●`ε´●)
 
ヒナ:なんで?〇〇らしくないじゃん(笑)
連絡来なくてもラビの彼女なんだから、不安になることないのに。
 
〇〇:だけど、みんなそうやって私から離れていくじゃん、結局。
私って付き合うと、何もない人なのかな。
ヒナはキラと変わったことある?
 
ヒナ:う〜ん、変わった事か〜。
でも連絡は減ったよ?全く無いわけじゃないけど、お互い信頼してるから自分に集中できるな。
〇〇だってそうでしょ?
 
〇〇:でも不安だよ。。。
 
ヒナ:そうだよね。ラビも不安にさせんなよね?
でもさ、私がキラから聞く限り大丈夫だと思うよ。
 
〇〇:今日みんなそう言う。
 
ジョイ:だから、安心して過ごしなよ。
 
アルマ:そうそう。
 
 
 
みんながラビに対して高評価だから、嬉しいはずなのに、私はなんだか1人寂しく感じた。
 
 
 
 
 私と向こう側な境界。
 
 
 
 
みんなと、こんな風に集まれて楽しいのに、辛い。
 
 
 
 自分じゃないような感情。
 
 
 
 
 誰か、分かって…。
 
 
 
つづく

 

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