続・韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 #078 君の心
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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m
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アルマside
どうして、いつもこうなんだろう。
もう少しだけ、あと少しだけ、と、
思っている所で遠くに行ってしまう。
本当に君は薄情だ。
あんなに僕を受け入れてくれたのに。
平気な顔をして、ラビに甘い顔を見せるね。
僕はどうすれば良かったのかな…。
そう考えていると、
ひまりさんに偶然会った。
ひまり:何か悩み事ですか?仕事のこと?
アルマ:う〜ん、、、
ひまり:(笑)。本当に分かりやすいですね。
少し話しをしませんか?
アルマ:はい、お願いします。
そして、彼女のゆうこさんも交えて、
話すことになった。
その事をジュンスマネージャーに伝えに行く時に、
〇〇と目があった。
その表情は何を思っているの?
僕とひまりさんが何を話すか不安?
それとも僕を哀れんでるの?
マイナスな感情しか浮かばないのに、
目があった嬉しさで高揚する自分に呆れた。
だから、愛したくなかった…のにな…。
ひまりさんの元へ戻ると、肩をポンとされ、
1杯お酒を渡された。
アルマ:ありがとうございます。
一気に飲み干した。
ゆうこ:お〜、いくね〜。
ひまり:お疲れ様です。
アルマ:はい…。あの、話しにくいとは思うんですが、、、〇〇の昔の話を聞かせてください。
僕は今、〇〇が分かりません。
だけど、離れたくないんです…。
どうして、こうなるか分からないんです。
ひまり:おぉ、…愛…だねぇ。
どこから知りたいの?
何を?
アルマ:〇〇はひまりさんとお付き合いしていた頃はどんな感じでしたか?
やっぱりみんなから好かれるような人柄というか…そんな子だったのですか?
ひまり:いや、みんなから好かれる感じではなかったですよ。僕が意識的にみんなから離していたってのが正解ですけど。
今と変わらず、ひなと常にいたと思います。
ゆうこ:そうだね〜。今は仲良くなったから違うけど、昔は鼻が高い女子な感じがして近寄りがたかったし、私はライバルだったから、あんまり良い印象はなかったな。だけど、争い事とかは常に静観してるタイプだったと思います。
だから、私がひまりの事で争い事の中心になった時は辛かったと思います…。
ひまり:僕が悪いんです。
そこですよね、アルマさんが聞きたいの。
僕は今はこうして、ゆうこと付き合っていますけど、初めは仕事上プラスになるから利用してました。それは〇〇は知らなかったし、僕と別れてから色々と真実は知ったと聞きました。
こっちへ来てから、〇〇が楽しくやっていて安心しましたけど、昔と比べて目が素直じゃなくなったなって思いました。
ゆうこ:それは、私も感じたかな。
でも、、、仕方ないと思います。
アルマ:そうなんですね。
でも〇〇はもう、そこは乗り越えたと思います。
ひまりさんだって感じてますよね?
ひまり:えぇ。。。
もう、僕より良い男性に囲まれているし、大丈夫だと安心はしていますが。。。
アルマさんが僕と同じタイプってのが、少し気がかりで。
〇〇はきっとアルマさんの愛に向き合うの辛いかなって。
アルマさん、仕事優先するでしょ?
アルマ:…。
ひまり:〇〇は仕事優先の人を尊敬して、好きになってはくれますが、、、心の中ではそれを望んでなかったのかなって今は思います。
別れた後に気付いたんですけどね。
ゆうこ:誰だってそうだよ(笑)
アルマ:(笑)。
ほどほどに…ですかね。
それが1番難しいですね。
ひまり:アルマさんも仕事優先して、奪われちゃいたしたもんね。噂で聞きましたよ。
ゆうこ:私の情報網でね。
アルマ:ええ、諦めてはいませんが(笑)
どうしたらいいか…。
ひまり:〇〇は少し鈍感なところがあるから、遠回りな優しさは気付かないでしょうね…
ゆうこ:あ〜…なんか話したら、そんな感じしたわ。少しじゃないでしょうね…。
アルマ:…………。
ゆうこ:そこが、ギャップあってモテるんでしょうね〜。
ひまり:だろうね〜。
アルマ:そうですね〜。
あれはワザとじゃないんですね。
ひまり、ゆうこ:それは、謎。
アルマ:(笑)。
やっぱり面白い子ですね(笑)
ゆうこ:頑張って!
ひまり:〇〇の本当の姿をみたら、教えて下さい(笑)
アルマ:教えないですよ(笑)
僕だけの〇〇ですから、それこそ。
……あ!それを目指します。
ひまり:急に(笑)
アルマ:はい!急に目標が見えました!
うわぁ〜、やっぱり話して正解でした!
ありがとうございます!
乾杯して、その場を去り、
足早に〇〇の元へ向かう。
ひまりさんと別れてから、昔の傷ついた彼女と話した日を思い出す。
あれが、僕達の出会いだね。
涙を流した君はとても綺麗に見えた。
だけど、瞳が曇っていて心配だった。
だから、連絡をしただけだったのに。
僕の冗談をいつも笑ってくれる〇〇。
ゲームを本気で付き合ってくれる〇〇。
僕の心配をしてくれる〇〇。
いつも本心が分からない〇〇。
だけど、君への衝動を抑えられない僕をいつも受け入れてくれる〇〇。
今回、社長と共犯だと思われて、また君の瞳を曇らせてしまったけれど、僕は諦めたくない。
そんな僕を受け入れてくれそうな君が、本当に何を考えているのか見つけよう。
僕だけの本当の〇〇。
ラビは知ってるのかな?
何となく、知らない自信があるんだ♪
そして、みんなのいる家に入り、
少し隙間が開いたドアの中の部屋に〇〇とラビはいた。
ラビだけが、こちらを向いて目が合った。
無表情なその顔から、牽制の雰囲気を感じた。
その空気では、流石に2人の邪魔をしないよ。
それくらいは、〇〇と僕だってやっている。
僕はその先に行くよ。
〇〇の心の中を奪いにいくんだ。
つづく
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