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続・韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 #079 流れゆく日々

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続・韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 #079 流れゆく日々


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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m

名前変換


 

 

ラビとは最近、現場で一緒の時しか会えなくなった。
それくらいお互いに仕事に集中していた。
 
 
けれど、連絡は毎日しているし、電話もするから寂しくはない。
 
 
ラビと付き合って変わった事といえば、周りから嫌がらせみたいな事をされるようになった。
 
 
今日だって、ほら。
 
 
私の鞄についていた、キーホルダーが無くなっている。。。
 
 
事務所に来る度に、何か嫌がらせをされる。
 
 
誰だかは分からない。
 
 
最初は過去の事もあって、鈴木さんやランさん辺りを疑ったりもしたが、明らかにいない時にもあったから、きっとスタッフの誰かなのだろう。
 
 
だからなのか、彼女達やゆうこさんが良くみえた。
だって、直接私に不満をぶつけてきてくれたから。
こんなに陰湿じゃない。
 
 
きっと、ラビがあの日スタッフ達に私と付き合っていることを話してくれた日からだから、彼のことを好きな人なんだろうな…。
 
 
 
〇〇:はぁ〜…(深いため息)
 
 
 
スカイ:お?どうしたの?
 
〇〇:ううん、何でもないよ。
 
スカイ:そんな訳ないでしょ?
僕じゃいいにくい?
 
〇〇:ううん。ただ、今日鞄につけてたキーホルダー無くして落ち込んだだけ。
 
スカイ:そうなんだ。大切なものだったの?
 
〇〇:お気に入りだったの。
 
スカイ:どんなもの?
 
〇〇:ほら、よくやるゲームのキャラの限定版のキーホルダー。
 
スカイ:あ〜、アルマヒョンが羨ましがってたやつか!
 
〇〇:うん。
 
スカイ:何処かで見つけたら、入手しておくよ。
それまで、これで我慢出来そう?
 
 
差し出されたキーホルダーは、スカイが好きなブランドの高そうなものだった。
 
 
〇〇:…いや、これは値段的に全然違うわ!
 
スカイ:気に入らない?
 
〇〇:うん、この鞄に合わないよ!
 
スカイ:そんなことないよ〜。ほら!
いいじゃん!ね!
あ!じゃあ、そろそろ戻らなきゃ。
またね〜
 
〇〇:え!?うん、ありがとう!
 
 
 
スカイは手を振りながら仕事へ戻っていった。
 
 
 
最近、スカイと普通に喋れている。
元彼という意識もないくらい自然に。
 
 
 
(こんな日がくるなんて思わなかったな。)
 
 
 
(そういえば、ひまりともそうだもんね。)
 
 
 
(時間が解決することって割とあるんだな。)
 
 
 
 
そんな事を考えながら事務所の廊下を歩いていると、ある1室から凄い音が聞こえた。
 
 
 
ガッシャーン!!!!
 
 
(パイプ椅子が転がったような音だった)
 
 
 
その部屋からジュンスさんが出てきた。
 
 
そして目が合った。
 
 
部屋の扉が開いた隙間から、その光景が見えた。
 
 
 
ラビが見たこともない剣幕で怒っていた。
 
 
そして、その状況からさっきの音はラビが出したものだと察した。
 
 
ジュンス:…あっちで少し話しませんか?
 
 
 
ジュンスさんは急いでゆっくり扉を閉め、私をその部屋から遠ざけた。
 
 
 
〇〇:ラビに何かあったんですか?
 
ジュンス:ないですよ。さっきの見てビックリしましたよね。でも大丈夫です。
 
〇〇:そうなんですか?
 
ジュンス:はい。ただ、最近のスタッフの仕事ぶりに怒っただけですから。チームの士気をあげようとしてやってしまったことです。
やり方は間違っていますが、ラビも疲れが溜まっていて爆発したんだと思います。
 
〇〇:そう…なんですね。
 
ジュンス:えぇ。だから今日は早く家に帰すので、久しぶりに2人で過ごして下さい。
 
〇〇:え!?…はい!ありがとうございます。(嬉)
 
 
 
そして、ジュンスさんは私にコーヒーを奢ってくれ、またあの部屋に戻っていった。
 
 
 
 
自分の仕事を終え、ラビにジュンスさんから早く帰ること聞いたから家で待ってるねと連絡をいれ、彼の家へ向かった。
 
 
 
途中、ラビの好きそうなワインとオツマミも買った。
 
 
あとは、何買おうかな。
ラビと何しようかな♪
 
 
久しぶりに2人で会える嬉しさに、
気分が高まった。
 
 
最近話題の気になる料理を作っていると、
ラビが帰宅した。
 
 
 
料理をそっちのけにして、玄関に向かう。
 
 
彼もこちらに急いで来ている足音がする。
 
 
 
〇〇:おかえり!
 
ラビ:ただいま!
 
 
 
腕の中に包まれて、久しぶりに温もりを感じた。
ラビの香りに癒される。
 
 
そして見上げると、めちゃくちゃ笑顔の彼がいて慣れている顔なのにドキドキしてしまう。
 
 
ラビ:会いたかった〜!
〇〇もでしょ?顔真っ赤(笑)
大丈夫?(笑)
 
〇〇:うん(笑)
 
 
ギューっと優しく抱きしめてくれ、横揺れされながらリビングに向かった。
 
 
そして、ソファーに掛け私達は深いキスをした。
 
 
 
つづく

 

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