#055 秘密の共有
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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m
痛くて怖かった彼の腕の中は、
今では温かくて、安心する。
ベッドに横になりながら、
彼の腕の中で眠りにつく。
そんな私の頭をゆっくりと撫でながら、
彼も夢の中に入っていく。
なんてことない、いつも通りだけれど、
私達は付き合う事になったんだと思った。
翌朝、まだグッスリ眠っている彼を
起こさないように、朝ご飯の準備に向かおうとした。
だが、腕を少し動かしただけで、
凄い力で抱きしめてくる。
なので、一気に腕から抜け出そうとしたら、
起こしてしまった。
ラビ:まだくっついていよ〜よ。
離れないで。おいで〜。
一生懸命あけている眠そうな目で、
私に甘えてくる。
その行動に嬉しさが込み上げてくる。
その感情と同じくらい、これからどうしようかと考えてしまう私がいた…。
その感情を悟られないように、言う。
〇〇:ラビ?暫く私、仕事忙しいのは分かるよね?
ラビ:うん…
眠そうに返事をする。
〇〇:だから、そろそろ行かなくちゃ。
手を離して?仕事が一段落したら、また会いにくるね。
ラビ:うん…。僕が毎日会いに行くから大丈夫だよ。
〇〇:ラビも仕事忙しいんじゃないの?
ラビ:それでも、会いに行く。
いいでしょ?
虚ろな目で私を見つめ、私の頬に手を寄せる。
ラビ:準備の前に、もう一回愛し合おう?
昨晩だけじゃ、まだ上書きできてなさそうだから…。
眠いはずなのに、凄い力で私を押さえ込む。
だけど、恐怖心は出てこない。
ただ、何故か彼を見る度にこんなに格好良かったっけ?と、思ってしまい緊張してしまう。
朝なのに、なんでこんなに良い匂いがするの。
何で、そんなに肌が綺麗なの…。
なんて美しいの…。
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🍳ジュ〜(目玉焼きを焼く音)🍳
先程の余韻を残しながら、
朝ご飯を作り、彼に出す。
彼はいつも通り嬉しそうに、ご飯を食べた。
そして、私達はそれぞれ仕事へ向かった。
私は彼の後ろ姿を最後まで見ていた。
🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷
ヒナ:あの〜……それって…、〇〇さん?
ラビと付き合ったんだよね?
なんか、変じゃない?
〇〇:え?
ヒナ:好きだから付き合ったんじゃなくて、
付き合ってから、何かのフィルターがかかって好きになってきてる?ような?
〇〇:あぁ…そうだよね。。。
ヒナ:てか…何で付き合ったの?
〇〇:うん……。付き合ったら、嫌いになってくれるかなって思って…。
ヒナ:???
〇〇:うん…とね、、、。
うん…とね、、、。
うん…とね……………………………
ヒナ:(笑)
〇〇もまさか、自分の方がラビを結構好きだって事、今実感してるの…かな!?
〇〇:うん…。
なんか……、かっこいいんだよね。
今までより、何百倍も。
そう見えちゃって。。。
私は嫌われた方が楽になれるからって理由で付き合ったと思ってたのに…。
ヒナ:それが、ただの言い訳だったと(笑)
〇〇ってそんなに面倒な性格してたの!?(笑)
〇〇:そうだね…。自分じゃないみたいで、私が分からない😂
ヒナは少し私の様子を伺い、
間を置いてから聞く。
ヒナ:あのさ…スカイの事はもう大丈夫なの?
〇〇:うん。
ヒナ:スカイは大丈夫じゃなさそうだけどね(笑)まぁ、フォローしておくよ。
あ、でもまだ皆には言わないんだっけ?
〇〇:ありがとう。そうなんだよね…。
なんでだろう?
ヒナ:う〜ん…ジョイとアルマにはどうするの?
〇〇:そうだよね、どうしようかな。
スカイもだけど、言いにくな…。
遊びじゃなかったけど、遊びだと思われるよね…。
ヒナ:でも、嫌われる覚悟はしてたんでしょ?
あと、私に付き合った事言って良かったの?
〇〇:そうだよね、私嫌われる覚悟してたのに、なんでこんな事思ってるんだろう…。
うん、ヒナには知っておいてほしくて。
ヒナ:そっか。
ありがとう。
でも、ラビもどんな気持ちでまだ秘密なんてしてんだろうね?すぐバレると思うし、あいつの方が嬉しがってすぐ言ってきそうだけど。
〇〇:うん、私もそう思ってたんだけどね。
何考えてるんだろう…。
今日の仕事が一段落した後のリビングで、
久しぶりにヒナと話していた。
今後の仕事の事と、私達の恋愛トーク。
ヒナとのこの時間は大切な時間だ。
お酒は飲まないで、結構真面目にダラダラと話した。
少しずつ、お互い眠そうな空気の中、
私の着信音か響きわたった。
ヒナ:ラビか?
〇〇:うん、そうだね。
もしもし?
ラビ:📱何してるの?
〇〇:ヒナと話してたよ〜
ラビ:そうなんだ。
今からそっち行っていい?
〇〇:いいけど、疲れてるからすぐ寝るよ?
ラビ:うん、分かった。
ラビ:そうだよ?
スカイ:〇〇?なんで連絡でないの?
〇〇:ごめん、気づかなかった。
スカイ:今日はヒョンの日?
次いつ僕?
ジョイ:ラビ昨日行ったでしょ?
何で今日も行くの?
アルマ:そうなの?
じゃあ、僕がこれから行こうかな。
〇〇?迎えに行くよ〜
ラビ:じゃ、また後で。
騒がしい電話が切れた。
ヒナ:…………まぁ、そうなるよね。
カオスすぎるな…。
あ〜でも、前からか。
そう考えると、結構あいつ策士だな。
〇〇:そうかな〜。
ヒナ:だって、最近まで誰が好きとか迷いに迷ってたけど、もうラビの彼女って自覚してるじゃん。付き合った理由がどうであれ、これから彼等と会ったら、どんな風になると思う?
〇〇:確かに…。
誰かと付き合ったら、もうみんなと暫く会えないって決めつけてたけど、、、会えるね?
いや、会えるとは思ってたけど…。
ヒナ:ハハハハハ(笑)
ごめん、先に謝る。
めっっっちゃ、楽しみな状況です。
ハイ。
〇〇:やめてよ〜。
ヒナ:あ〜、キラに言いたい!
一緒にこの状況楽しめる人がほしい!
〇〇:も〜…
ドタドタドタドタ
足音が近づく音がした。
キラ:やほ〜!
ご飯たべた!?
一応、チキンとサラダ買ってきたよ〜!
スカイ:昨日ラビヒョンの家に行ったの?
僕はいつ?
ジョイ:仕事順調?疲れてそうだね?
今日一緒に寝ようよ?
アルマ:迎えに来たよ!
そして、彼等は私達の家へ騒がしいまま入ってきた。
つづく
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