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【短編小説】願い
いつも突然の呼び出し
胸が高鳴る
『今日、暇?ここに来なよ』
『分かった!』
どんな予定が入ってても
最優先にする
次、いつ会えるか
分からないから
『お待たせ!』
『まぁ、飲みなよ』
いつものパターン
飲んで、ホテルor家
いつもの関係
私の一方通行の愛
ただ君に抱かれてる間は
心が満たされる
終わりは早い
まだ夜も空けないうちに
サヨナラをする
【もっと一緒にいたい】
それが言えたら
どんなに、いいのだろう
分かってる
言ったらもう会えない
君の温もりはすぐ消える
こんなの惨めで辞めたい
さよならって言ったら
どうなるのかな…
引き止めてくれる?
いや、きっとそのまま終わり
この寂しい気持ちは
いつも私を強くさせる
そして、彼の連絡で
また満たされる
どうかこのまま
この日々が続きますように
どうかこのまま
彼がいてくれますように
できればそのまま
『好きだよ』
の1言が聞けますように
そう願って
彼の寝顔に口付ける
end
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