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続・韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 #058 それぞれの思惑1

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#058 それぞれの思惑1


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※ヒョンとの兼ね合いが難しい為、
表現がおかしくなる場合がありますm(__)m

名前変換


ジョイ:お酒飲んじゃう?
 
スカイ:……いえ、辞めておきます。
 
 
 
ジョイはスカイの近くに行き、
肩を寄り添いながら話し始めた。
 
 
 
 

ジョイ:前にさ、〇〇が寝ながら泣いていた時あったの覚えてる?
 
スカイ:はい。
 
ジョイ:本人は気づいているか分からないけど…、、まだ夜中にそういう時があるんだ。
呼吸も、とても苦しそうに泣いている。
 
スカイ:…………そうなんですか?
僕と一緒の時は見たこと………、見せたことないです…。
 
ジョイ:僕もね、誰かが〇〇と一緒にいる時はそうならないって思うんだよ。
ただ、たまに夜中そっとここに来て、〇〇の部屋から苦しそうな声が聞こえるから……。
 
スカイ:…………。
 
ジョイ:前はヒナちゃんが、そっと助けに行ってたんだけど、最近は引っ越ししちゃったでしょ?
 
スカイ:……………。
だから、あんな意味の分からない提案をしたんですか?〇〇が1人にならないように?
 
ジョイ:それもあるけど、、、。
僕のワガママでもあるんだ。
 
スカイ:???
 
ジョイ:(笑)。お前にはわからないかもな〜。
 
スカイ:………。
ヒョンは〇〇とどうなりたいですか?
 
ジョイ:ん?愛し合いたいよ?
 
スカイ:僕と〇〇がそうなっていた時、どんな感情でしたか?
 
ジョイ:はじめは連絡もこなくなって、落ち込んだけど、幸せそうな〇〇を見て、良かったなって思えてきてたんだよ。
でも、気持ちはずっと好きだから、お前がリュヲンちゃんとの間をふらついてたと知って…何で!?って怒りしかなかった。
でも…お前にも色々事情があったんだよね。
 
スカイ:そうですね…。
社長からお願いされたのも大きいですが、
僕がいけないんです。
正直、リュヲンのプロとしてのあり方や、
振る舞いが羨ましいと思いましたから。
そんな彼女の弱い所をみて、守りたいとも思いました…。
 
ジョイ:そっか。リュヲンちゃんもお前を気に入っているし、お前も周りから見れば好意をもっているように見えるのに、どうして〇〇じゃなきゃ駄目なの?
 
スカイ:何処にいても、誰といても心の中にいるのは〇〇なんです。〇〇といたら、リュヲンの事は忘れています。それくらい一緒にいるだけでイッパイになるんです。
けど、リュヲンといるときは〇〇の事は忘れません。それが答えじゃないんですか?
 
ジョイ:ふ〜ん…。そっか…。
 
スカイ:ヒョンはどうして〇〇に、ちゃんと言ってあげないんですか?
 
ジョイ:なにを?
 
スカイ:愛してるって。
 
ジョイ:さっきも言ったけど?(笑)
 
スカイ:もっと、こう………。まぁ、僕が言えた事じゃないんですけど…。
強く言わないと〇〇は分からないと思います…。
 
ジョイ:うん…………そうだねぇ〜。
でも、僕はあんまり強くは言えないんだ。
言いたいけどね!
 
スカイ:じゃあ、どうして?
 
ジョイ:これは、僕のエゴなんだけど…。
『僕が好き』って、『ジョイがいい』って、〇〇から言われたいんだ。そしたら自信もつくでしょ?
 
スカイ:………そうですか?
 
ジョイ:うん。
本当は〇〇が大丈夫じゃなさそうな時に、
『大丈夫?何かしてほしいことある?』って聞かずに、その前に行動できるようになりたいんだ…。でも、好意をもたれていないのに、そんな事するのは何か違う気がして…。
だから、〇〇から言ってほしいんだ。
 
スカイ:そうですか……。
 
ジョイ:本当に僕の勝手だけどね(笑)
だから、お前が羨ましいよ。
いつも真っ直ぐに〇〇を見つめられてて。
 
スカイ:いえ…、僕は僕の気持ちを押し付けてしまっている……のかもしれません。
今までは僕が愛してあげれば、〇〇は幸せだって思って勘違いしてました。
けど、最近……いや、僕は〇〇の何かを変えてしまったのかもしれません…………。
 
 
 
下を向いてうずくまるスカイに、
ジョイは優しく頭を撫でた。
 
 
 
ジョイ:まぁ……あの日〇〇といきなり連絡がとれなくなった日々の事を考えると、今は気軽に会えるようになったし、良くなってきてるよ。
だから、頑張ろう。
ま、ライバルだけど(笑)?
 
スカイ:(笑)。
そうですね〜。
僕も少し〇〇との距離考えてみます。
あの日を繰り返さない為にも。
 
ジョイ:うん。
 
  
 
 
ジョイとスカイはその後少しだけ、
晩酌をした。
 
 
 
 
→→→→→→
 
アルマ
 
→→→→→→
 
 
 
〇〇の家からの帰り道、
夜道を少し歩いて帰っていた。 
 

 
 
明日〇〇がうちに来るために、
色々と準備をするために早く帰ろうと思ったけれど、何となく夜風にあたりたくなった。
 
 
 
〇〇のあんな可愛い姿を見てしまったら、
どうしようもない感情になる。
 
 
僕にもやってくれないかな、
あの袖を掴むやつ。
 
 
 
そんな事を考えながら、綺麗な夜空と少し淀んだ空気の中を足早に歩く。
 
 
 
 
ひまり:こんな所で会うなんて、珍しいですね。
 
 
 
いきなり話しかけられたので、
ビックリした。
 
 
 
アルマ:あ〜、驚いた。
ひまりさん!どうしたんですか?
 
ひまり:そっちこそ、こんなところでどうしたんですか?
僕はこの辺いつも散歩してるんですよ、気が向いたら。
 
アルマ:お〜!そうなんですね。
 
ひまり:よければ、少し一緒に歩きませんか?
 
アルマ:いいですね(^^)
 
 
 
つづく

 

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